歯を食いしばって頑張ってる人を攻撃してくる人、まわりにいませんか?

攻撃もガツン系じわじわ系慰めてるふり系

いろいろいます。

 

認知症両親の介護って、そりゃほんといろんなことが困難なんです。

日常生活の一動作を無意識にできるという人間の精密さというかすばらしさってのをひしひしと感じまくります。

そういうことに気づいてしまうくらい、いろんな困難があるわけで。

だけど、できないよー、つらいよー、もう嫌だよーなんていってたって、

どんだけ相手も自分も泣き叫んで手足をじたばたさせたって、

やるしかないんです。

生きてるから。

 

だったら、どうすればスムーズになるのか考えるし、

参考になりそうなことを検索するし、

知識をつかみに行くし、

観察して行動して検証してまた試して。

 

お互いつらいんだから、

同じ時を一緒に過ごしてるんだから、

できれば、楽しくおかしく面白くしたい!

笑顔で過ごしたい!

 

物は言いよう。

嫌なことも、言い方を変えれば、なにか違った価値を与えることができる。

おむつ交換、トイレ介助、大小混合された池の広がる居間の掃除。

そりゃ悲しくてつらくて涙を流し声をあげて泣きながら掃除して洗濯することもあるけど。

そんな時。

物事の嫌な面しか見ていないからだ!と言い聞かせ。

じゃ、良い面は?って自分に語り掛ける。

食べたものを出せるということ。

からだの機能が正常だってこと。

あれくらい飲んだから、食べたから。

このくらいの時間でこの量、この臭い。

いつもと同じ?変化はない?

このリハパンとこのズボンの組み合わせは蒸れやすいから自分で触っちゃって漏れる?

着せ方履かせ方が雑だから気持ち悪くて、気になるところをずっと触っているのかな?

気持ちを切り替えたら、いろんなことに気づく。

聞いてみる。

表情やからだの力の入り具合や動作をみれば、わかる。

トレイ介助なんて自分でできればしてほしくない。

自分でできなくてもしてほしくない。

だから、大変なことになる。

じゃぁ。

快適に恥ずかしくないようしてもらうには?

気持ちよく排泄できる環境は?

手を貸すときの最短で清潔にできる方法は?

母のために、

父のために、

それぞれに合わせた、お互いが最適と感じるオリジナルなやり方は?

 

そんな日々のお互いの努力のたまものでできたなるべく楽しんでやる生活介助の数々の場面を妬ましそうにうらやましそうに攻撃してくる輩!

ものすごい怒りがこみあげます!

 

ただ楽しそうなのがうらやましくてねたましくて仕方がないんだってわかるけど!

うざい!

そりゃもう言葉でも

「○○できなくてかわいそう!あんなになってかわいそう!」だの、

「昔はあんなに○○だったのに!大変ねーあなたも!(涙)」

それ、こっちはすごい傷つきますから!

昔がどうとか、かわいそうとか、 涙とかいらんわっ!

「同情するなら、黙ってろ!」

被害妄想ですけどね、それくらい追い詰められてるんですよ、介護してる人。

笑ってても、普通にしてても。

自分の気力と体力を常に一定に保つ努力は、家族介護の難しさです。

無理しないとしてる気がしない人も多いと思います。

介護してる人は辛そうで痛々しそうにしてなきゃ介護してるとはいえないって無意識に思ってる世の中の人が多すぎる。

あのね、違いますから。

世の中病み過ぎ。

介護も日常生活なんだから、楽しんでいいの。

子育てみたいに。

子育て楽しめないと、介護はできませんよ。

もっと大きくて重くていちいちやりづらい人の面倒を助けるんだから。

 

つまりわたしは何がいいたいのかというと。

攻撃やめて、もっと自分の日常を楽しむことを自分に許しましょうよ!です。

そして、助け合いましょうよ!

相手から奪うのではなく、自分のできること、得意なことを与え合いましょうよ!

世の中ではお金にならないことほど、人が生きる希望になると私は思います。

 

 

最後に。

好きなことで楽しむことは、素晴らしい社会貢献だなと思うこの頃。

そんなわたしは「好きを仕事にするかさこ塾」で学んだ鹿児島19期生。

わたしにできること。

告知です。

 

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