認知症両親と一緒に過ごす時間は、とにかく「笑う!笑わせる!」がモットーです。
例えば、下の写真のように(笑)
わたしにつられて笑う母の写真!笑笑笑
認知症になって脳の機能がぐーんと落ちた両親、それぞれの感情は単純になりました。
相手の感情を増幅して反応します。
自分の感情を、ストレートにからだやことばで表現します。
それは怒りやイライラが特別そうなんですが、
安心してください!笑いもなんですよ!
わたしが両親の前で面白くもないのに、
「あははは!」と本気で笑うと。
両親は、間違いなく空気を読んで。
「笑顔と笑い」に反応します。
例えば、
トントンと母の肩や膝を優しくたたいて声をかけながら、
面白すぎてこらえきれないという笑い声を立てると、
それまで硬かった表情がみるみる和らぐことがあります。
そうしてさらに、
「ねえねえ、お母さん!今日ね、面白いことがあったんだけどさ、きゃはははは!」※
※「きゃはははは!」というところは誇張表現なので、自分らしい笑い声でお願いします。
みるみる笑顔になって一緒に笑っちゃう!
それがおかしくておもしろい!
そうして、笑うとお互いなんだかすっきり。
面白くもないのに笑いますが、
本気で笑わなくては見破られます!
そこはご注意ください。
ポイントは、本気で面白かったことを思い出しながら話す。
笑いに慣れたら、オヤジギャグでもなんでも面白く感じてしまう(笑)
人生笑いが増えて豊かになりますよ!笑笑笑
具体的な話の内容は、
「それがさー(あははは!)
家族の○○がね(ぷぷぷぷ!)
お母さんのことをね、▽▽っていうのよ!(笑)
自分は昔から▽▽なのを棚上げしてね(きゃはははは!)」
みたいな感じ。
つまり本人(母)と登場人物は身近な家族やいつもお世話してくださるなじみの人で、
その日常を話題にする。
本人と向かい合ったり、隣り合っていても顔の表情がわかる視界に入り込んで、自分の笑顔をばっちり見せつける。
そのとき、目が笑ってないってのは致命傷なので、
笑顔が苦手な方は1000本ノックくらいの勢いで練習です。
スマホや鏡が必須アイテム。
練習で自分の目を見て自分が本気で笑えたら、
(目安:鏡のわたしイカレテルわ~!www)
相手は必ず笑ってくれます!
ただし!
こっそり練習してください!
その姿はただただ危ない人です。
わたくし、危ない人になったことがあります(笑)
笑い声のボリュームは、
爆笑ってくらいの大きめの声で!
(認知症の家族が音に敏感に反応する場合は、声のボリュームを必ず調整してください)
笑いヨガって知ってますか?
あんな感じが理想です。
何事も腹の底から出てくれば本気度マシマシってことですw
こんな感じで笑うと、
認知症両親はほぼ確実にもらい笑いしちゃいます!
何がおかしいかわからなくていいんです。
目的は「笑うこと」だから。
もらい泣きならぬ、もらい笑い。
もらってもらう笑いですから、仕掛けるあなたは「恥ずかしい!」を捨てましょう!
恥ずかしさマックスくらいだと逆に面白いけど。ぶわっはっはっ!www
笑う門には福来る!