誰かの本能的なあたたかい雰囲気に知らず知らず包まれていたと気づけたとき
なすすべもなく自分の内側から哀しみが沸き上がって涙があふれる
その哀しみの涙は
自分を自分でがんじがらめにまきつけたとてつもない鎖を溶かす

伝わらないと思っていたんだね
認められていないと思ってたんだね
受け入れられていないと思ってたんだね
壁がどんどん厚くなっていったんだね
自分なんか!
自分なんて!
自分のやるせなさに酩酊

哀しみの涙を流しつくそう
涙が止まったら
鎖は全部溶けたんだ
もう自分を縛らなくていい
解放しよう
いつもいつでも思うままに