
父がお墓と仏壇だけ、引き継いだのですが。
引き継ぐといってもご本人は、言うだけで。
実際の業務はすべて嫁に出たはずのわたくしの役目でございまして。(古っ!)
やれやれ。
ですが、はい、引き受けた以上はしっかりやります。
お墓と仏壇を引き受けるということは、田舎のお寺の行事も引き継ぐということ。
ま、お金だけ払って参加しないっていう選択肢もありますが。
それってどうよ?って思いました。
その行事は、祖父母がとても大切にしていたようだったので。
祖母などは、お寺のご住職や跡取りの息子さんをそれはそれはかわいがっておりました。
祖母が一人暮らしをしていた時期には、ご住職が息子さんとともによく祖母を訪ねてくださっていたこともあると思います。
そんな流れで。
家族が大切にしているものや人を大切にしたい。
そこには、あたたかいつながりがあるもの。
そのつながりをゆるゆるとつないでいけたら素敵だな~。
と思うわたし。
そのお寺関係の集い。
田舎の説教所で春秋それぞれに集まりがあります。
いつもは妹次女と参加しておりましたが、今回から仕事で妹次女は欠席。
一人で行こうと思っていたのですが。
そうだ!叔母(父の妹次女)を誘おう!と思い立ち。
ダメ元で誘ってみたら、「行くよ!」ってなり。
誘ったことを感謝され。
説教所では、総代や副住職に叔母を誘って出席したことを感謝され。
こういうことを大事にしてる人たちで、おかげさまやおたがいさまで助け合って生き抜いてきた人たちの集まりなんだなとか。
心のよりどころとして、集って守って命をつなげてきたのかな?とか。
いろんなことに思いを馳せました。
皆さん、わたしの親世代、祖父母世代。
雰囲気がとてもよくて、居心地がいい。
お互いへの変な関心がなくて、自然体で、大きな家族みたいな。
そういう人たちに感謝されるということが、どういうことか考えてみたり。
お説教の内容についても、自分と向き合う時間となりました。
例え話を聞きながら、自分に置き換えて考えたり。
そのあとの、お食事談笑の時間。
ともに時を過ごすことの意味を知るようなきがしたのでした。