認知症の両親を自宅で介護していた時期。
怖いことナンバーワンは天災。
地震、台風、水害、などなど。

脚の悪い父、認知症状が著しく低下している母。
行動するのに時間も手間もかかる二人を、
わたし一人でなんとかしないといけなくなったら。

前向きも後ろ向きもなく、
一緒に死ぬしかないんだろうな。

「大丈夫、一緒にいるから」
って手をつないで、
そこに一緒にいるんだろうな。

いや災害時のマニュアルとか
市や町内会からの支援体制とか
きちんとできていて、
連絡も取っており、
ご近所にもお知らせしてあります。

それでも現実的に、
自分のこと
家族のこと
手を貸してくださる相手のこと
を考えると、
手を借りることを申し訳なく思っていしまいます。

大事な命、助かったほうがいいのは誰?

そうはいっても、
必要な準備はしてあります。

自分や家族
大切な人たち
周りの人たち
の命について、
思いをはせる一日でした。

必要な準備
大人用オムツ、パッド、おしりふき、
ウェットティッシュ、新聞紙、
ビニール袋(大小)、ごみ袋、
トイレットペーパー、ティッシュペーパー、
飲料水、食品など、
自宅が大丈夫だったら1週間分。

両親連れて、
リュックサックに詰められるものなんて、
微量。
足りない。

認知症両親は、
認知の周辺症状が強く、
ストレスで激しくなる可能性が高いから、
避難所での集団生活はできない。