過去の日記を振り返るシリーズ。

認知症には、様々な種類があり、その症状に沿った対応で、楽になることもある。
楽にはならずとも、症状の背景などを知ることによって、不要な不安や心配や嫌悪に惑わされることが少なくなることもある。
より新しい知識や対応方法などの情報にアンテナを立てておくことも大切だと実感したときのもの。

2008年5月24日の日記より引用

母は認知症で現在要介護4、足の悪い父と暮らしていて、私は週に何回か実家を訪ねている。
母の症状は徐々に進んでいるが、デイサービスに通うようになって精神的には素晴らしい改善が見られ、表情は明るく元気になった。とはいうものの、時々精神的に不安定になると異常行動?までは行かなくても、ちょっと手がつけられなくなる事もある。何かいい方法がないかな?と書店で専門書をいくつか読み一冊購入。さすが専門書!目からウロコで、母の事がよくわかり、どう対処したらいいかも納得できた。学びは人生をスムーズにしてくれる!
また父母の諸手続きに市役所に出掛けたとき、介護関係の課で冊子を三冊頂いて読んだ。いくつか給付、控除、サービスがあった。知らなかった~。両親のためにさっそく次回申請に行こう!
わからないこと困ってることは調べて不安を取り除くと気持ちも楽。


なんでもやってみないとわからない。
やらないでああすればよかったとかいうより、あれもそれもこれもやった。
あれはそこそこ自分には使えるものだったけど、それはあんまり効果が感じられなかった、両親には精神的・体力的負担が大きすぎたなどと、試行錯誤しながら自分と両親に向いている生き方を探していけることは、イケテルと思う。
お互いがより快適に過ごす方法というのは、試してみなきゃわからないし、誰かが教えてくれてたり発信してることから探さなくちゃなのだ!
待ってるだけじゃ、どうにもならない。
そう思ったんだった。
苦しくても、何かをつかみにいって活かしていこう!