口腔ケア。
他人に自分の歯磨きをしてもらったことありますか?
歯科以外で、専門家以外に。
ないんじゃないでしょうか?
それって、結構怖いんです。
お口ってプライベートな空間。
歯ブラシの力加減とか唇や顔周りに添えられる手の圧力や。
口腔ケアをしてる人、まずは健常者や自分でするべき!
介護が必要な方々は、かなりの痛みを我慢しています!
わたしが母の口腔ケアをするようになったのは、指導していただいてからです。
では、日記を。
2008年3月18日
歯磨き~母の口腔ケアについて。
母、歯磨きや部分入れ歯のお手入れが難しくなったため、歯科の先生と歯科衛生士さんに口腔ケアの指導をしていただく。
自分のでも上手く磨けてる自信もないわたしにとってかなりのハードルの高さ。
子供の歯磨きならさせてもらったことはあるけれど、大人とはまた違う!
でも声かけしながら案外上手く出来たみたい。
母は気持ちよかったっていってくれた。
食事をする楽しみをいつまでも忘れないでほしいな!
母の歯磨きをする前に、旦那どのに練習台をお願いしました。
「怖い!怖い!」を連発され、こっちが怖くなりました。
とにかく、自分の動作を細かに実況中継するかの如く喋りまくらなければ、相手が怖いんだということを知りました。
そうして旦那どのに、歯ブラシの怖くない挿入角度や力加減や磨いた後の感じなど、細かく聞いて、母の歯磨きに備えました。
旦那どのは、私の質問に答えられますが、母は「痛い!」くらいしか言えないのですから。
母の歯磨きでは。
歯ブラシの角度とか、歯ブラシを口に持っていくまで、入れてからの声かけ。
歯間ブラシや部分ブラシ歯ブラシ、入れ歯ブラシ、何種類ものブラシを駆使。
そのたびに、声かけ。
こしょ:おかあさん、次はこのブラシで(ブラシを見せながらブラシ部分を触り)歯と歯の間を(といいながら自分の歯と歯の間をさし)わたしのだとここだよ?!わかるかな?じゃ、おかあさんのをきれいにするね?!
母:(不安そうな表情で頷く)
こしょ:じゃお口(と言いながら)触るね~(と言いながらそおっと唇に手を添えて)、ブラシを入れて磨きます、はーいこの歯(といいながらブラシで優しくタッチ)から磨いていくよ。
どう?痛くない?
母:気持ちいいよ。
こしょ:じゃ、お隣の歯を磨きます、まずは前(トントンと磨く歯を優しくブラシで触る)から、どう?大丈夫?
母:(頷く)
こしょ:次は、裏(トントンを繰り返す)です、ブラシの持ち方を変えるから、いったんブラシをお口から出します。ちょっとお口疲れたかな?休憩しようか?
みたいな感じで延々と。
特に、歯槽膿漏などの炎症部分は少しでも痛みを感じるような圧をかけちゃうと歯磨きをしなくなる可能性もあるので必死です。
ほんと、歯磨きだけでもどんだけ神経使うねん!という疲労感でございます。
だから、母は気持ちよくて歯磨ききらいじゃないみたいだけど、わたし疲れてるときはサボりがちでした。
歯科の先生に、わたくしサボりポイントまで聞いちゃってました。
そりゃ、食事毎にしたほうがいいんですけど。
最悪これくらいは、な内容とか。
そんなわたしに寛大に答えてくださる先生でよかった。。。
介護を続けるうえで一番重要なのは、手の抜きどころを覚えることです。
それも、毎回同じところじゃなく、ローテーションでまんべんなく、手抜きもバランスよく。
(変な表現です)
いちいち動作を説明しないと、怖くて逃げたり暴れたり、、、な母。
これを学んだ母の訪問歯科診療は、その後その他の生活上のあれこれに絶大な快適(ストレスフリー)をもたらしたと思います。
他人に自分の歯磨きをしてもらったことありますか?
歯科以外で、専門家以外に。
ないんじゃないでしょうか?
それって、結構怖いんです。
お口ってプライベートな空間。
歯ブラシの力加減とか唇や顔周りに添えられる手の圧力や。
口腔ケアをしてる人、まずは健常者や自分でするべき!
介護が必要な方々は、かなりの痛みを我慢しています!
わたしが母の口腔ケアをするようになったのは、指導していただいてからです。
では、日記を。
2008年3月18日
歯磨き~母の口腔ケアについて。
母、歯磨きや部分入れ歯のお手入れが難しくなったため、歯科の先生と歯科衛生士さんに口腔ケアの指導をしていただく。
自分のでも上手く磨けてる自信もないわたしにとってかなりのハードルの高さ。
子供の歯磨きならさせてもらったことはあるけれど、大人とはまた違う!
でも声かけしながら案外上手く出来たみたい。
母は気持ちよかったっていってくれた。
食事をする楽しみをいつまでも忘れないでほしいな!
母の歯磨きをする前に、旦那どのに練習台をお願いしました。
「怖い!怖い!」を連発され、こっちが怖くなりました。
とにかく、自分の動作を細かに実況中継するかの如く喋りまくらなければ、相手が怖いんだということを知りました。
そうして旦那どのに、歯ブラシの怖くない挿入角度や力加減や磨いた後の感じなど、細かく聞いて、母の歯磨きに備えました。
旦那どのは、私の質問に答えられますが、母は「痛い!」くらいしか言えないのですから。
母の歯磨きでは。
歯ブラシの角度とか、歯ブラシを口に持っていくまで、入れてからの声かけ。
歯間ブラシや部分ブラシ歯ブラシ、入れ歯ブラシ、何種類ものブラシを駆使。
そのたびに、声かけ。
こしょ:おかあさん、次はこのブラシで(ブラシを見せながらブラシ部分を触り)歯と歯の間を(といいながら自分の歯と歯の間をさし)わたしのだとここだよ?!わかるかな?じゃ、おかあさんのをきれいにするね?!
母:(不安そうな表情で頷く)
こしょ:じゃお口(と言いながら)触るね~(と言いながらそおっと唇に手を添えて)、ブラシを入れて磨きます、はーいこの歯(といいながらブラシで優しくタッチ)から磨いていくよ。
どう?痛くない?
母:気持ちいいよ。
こしょ:じゃ、お隣の歯を磨きます、まずは前(トントンと磨く歯を優しくブラシで触る)から、どう?大丈夫?
母:(頷く)
こしょ:次は、裏(トントンを繰り返す)です、ブラシの持ち方を変えるから、いったんブラシをお口から出します。ちょっとお口疲れたかな?休憩しようか?
みたいな感じで延々と。
特に、歯槽膿漏などの炎症部分は少しでも痛みを感じるような圧をかけちゃうと歯磨きをしなくなる可能性もあるので必死です。
ほんと、歯磨きだけでもどんだけ神経使うねん!という疲労感でございます。
だから、母は気持ちよくて歯磨ききらいじゃないみたいだけど、わたし疲れてるときはサボりがちでした。
歯科の先生に、わたくしサボりポイントまで聞いちゃってました。
そりゃ、食事毎にしたほうがいいんですけど。
最悪これくらいは、な内容とか。
そんなわたしに寛大に答えてくださる先生でよかった。。。
介護を続けるうえで一番重要なのは、手の抜きどころを覚えることです。
それも、毎回同じところじゃなく、ローテーションでまんべんなく、手抜きもバランスよく。
(変な表現です)
いちいち動作を説明しないと、怖くて逃げたり暴れたり、、、な母。
これを学んだ母の訪問歯科診療は、その後その他の生活上のあれこれに絶大な快適(ストレスフリー)をもたらしたと思います。