両親が自宅にいたころ、信じられないくらい頻繁にトイレが詰まりました。
当時の認知症両親の状態
・ひとりでトイレで用足しできる、トイレ介助を嫌う
・リハパン(リハビリパンツ)や尿とりパッドをつけている状態の認識があやふやでそのことに混乱することがある
・見えているものそのもの自体の認識力が落ちるまたは混乱する
・便秘がち
・痛みがあったり混乱すると意味不明な行動をする
つまり認知症の症状あるあるだと思うのですが、結果尿とりパッドやリハパン(リハビリパンツ)を流してはいけないということがわからなくなって、便器に流してしまう。
→家人に怒られる
→怒られたくないから隠す
の悪循環になっていました。
そのうち、尿とりパッドだけではなく、ほかのものまで(汗)
トイレの詰まる原因
・尿とりパッドやリハパンを流してしまった
・異物を流してしまった
・多量の便を一度に流そうとした
便秘がひどく服薬で大量に出た場合、その大量の便が管を詰まらせてしまう!
ということでトイレが詰まった結果
トイレから大量の水と便や異物があふれ出し水浸しの大惨事
または
便器内に水が溜まってなかなか流れない
そのたびに(年に何回も、涙)業者のお世話になり、そのたび高額出費でした。
便器を外してとか排水管洗浄など大変なものも何回もあり。
トイレ詰まりの救世主「通水カップ」
そのとき「通水カップ」があったら!
当時、実家に通水カップはありませんでした。
たまたま母を迎えにきたデイサービスの方に教えていただき知った「通水カップ」。
速攻買いに走りました。
それからはかなりマシになりましたが、それでもちょっと目を離したすきに事故が起こったものです(涙)
「通水カップ」とは?
下のリンクをご覧ください。
商品と使い方などが詳しく書かれており、わかりやすい!
「あのパカパカ」と呼んでいたものが、「通水カップ」という名前だったことをそのとき初めて知りました。
もっと早く介護職の方々に相談していれば(残念無念)。
そもそも「通水カップ」を見たことはあっても使ったことがなかったのです。
だから使い方がわからない!
・通水カップを垂直にはめてその上に水を注ぐ
・通水カップのゴムをあらかじめお湯で柔らかくしてフィット感を増す
・詰まったものを温水で柔らかくして流しやすくする
・最近流れが悪くなったなと思ったらその時パカパカする
なるほど!納得!
介護してるとき、こういうコツを知っていると、すごく楽になることがたくさんあるんですよね。
「生活の知恵」積み重ねたいものです。