1月5日火曜日。


父の入院する病院へ。


昨年7月に水頭症のシャント術の手術を受けて、一昨年12月に受けた髄膜腫の放射線治療の後遺症な脳浮腫が悪化していることが判明し、現在はリハビリ専門の病院に入院中。


父の入院生活も半年たつんだな。




父。からだの機能は手術前より格段に回復しているものの、認知症の症状は改善が見られず微妙に下降気味。


今年の父、どう変わっていくのかな?


昨日の父には、喪中はがきが届かず年賀状をくださった方々のを持参して、寒中見舞い用のはがきのコメントを聞きました。


こしょ:自分でメッセージ書いてみない?


父:よかが。(自分では書かない)


父:(寒中見舞いのはがきを見ながら)誰が死んだのけ?


こしょ:お母さんのお母さん、M婆だよ?お父さんもいっしょにお通夜にいったよ?!


父:じゃっけ?(そうだった?)


こしょ:これは、Hさんの分、なんてメッセージを書こうか?


父:誰け?


こしょ:Hさんは谷山に住んでた頃のH医院の先生の奥様だよ?お付き合い長いんでしょ?かなりのご高齢だけど、毎年年賀状を自筆でくださるよね。


父:じゃっけ?


こしょ:(定型文をプリントした寒中はがきを読んでもらいながら)このままで手書きのメッセージはいらないかな?どうしよう?お元気でお過ごしくださいとか?


父:元気でいてください、でよかが。


妹次女:わたしがお父さんの代わりに書いてもいいけ?


父:お願い。


こしょ:じゃ、次は~。




父への質問は、まずはストレートで。


そこで父が、質問に答えることを放棄したり、あきらめたり、混乱してしまったら。、質問の仕方を変えたり、具体的な例を挙げて考えやすくしたり。


決して無理強いせず、父の考える時間をゆとりを持たせてじっくり待つ。


そうすることで、父を焦らせたり、不安にさせることなく、父の自主性を維持できたらと願う。


となりで、イライラする妹たちがいたりするけど、このときは無視。


このときわたしが向き合ってるのは父だから。


わたしは、父が父らしく在ることを望んでいるのだから。


わたしも私らしくありたいし、父だけでなく、わたしの目の前にいる家族でも知り合いでも誰でも、できるだけストレスなくその人らしく在ってほしいなと思う。


そのために自分ができることはなんでもしてみたい。


人が好きなんだろうな。