住宅型有料老人ホームに暮らす母の2週間に1度の訪問診療日。


朝施設から電話があり、『11時前後30分の時差で診療があると病院から連絡ありました、いらっしゃいますか?』


どの先生がいらっしゃるかわからないので、行きました。

大御所G先生なら大丈夫なんですが、ね~( ̄∀ ̄)


急激に冷え込んだので、早くなることはないかーと思っていたものの。



妹次女と施設で待つこと約4時間…。

母はさすがに昼食食べましたが、私達は食べられず…。

お腹のグーグー音との戦い(^w^)

その間母や利用者さんや職員さんたちとおしゃべりしたり、母の食事介助と運動と…。

退屈はしませんでしたが、あまりに想定外の待ち時間でした。



ま、2時間なら文句なく待てるけどな。

自分も一緒にいる人々と楽しめたら嬉しいなっていうスタンスなんで。

最悪楽しめなくても、一緒にいる時間は貴重な時間なんだってことはわかるようになった。




ところで、4時間待ちはさすがにあんまりだと思いますが。


とくにいらつくこともなく、まぁ仕方ないさぁなんて待ってられるわたしになれるなんてね!


って自分の成長を感じられて嬉しかったのです。


『お前変だぞ!』って思います?


そういうあなたは現役バリバリ忙しく日々をお過ごしですね?


時間ややらねばならないことに追われてらっしゃる?




両親の介護をするようになって、一番学んだなーっていうのは。


『マテ!』


ができるようになったこと。


犬か?!


それまでの私は常に自分本位で、誰かのためにゆったりとした気持ちで、相手をおもいやりながら待つことができない人だったのです。


待ち合わせとかじゃなくて。


ゆっくりとしかできない人の行動を待つ。


考え考えじゃないと話せなかったり、動けなかったりする人を見守りながら待つ。


『待つ』は『赦す』に似ています。


自分に流れる時間と相手に流れる時間の感覚の違いを受け入れるというか。



そこまでの過程を想う時間を作ることが、わたしには必要なことだったのでしょうけど。


あなたに必要かどうかは、そのときになってみないとわからないことなので。


このことが誰にでも当てはまるとは思いません。





結局、母の診療までの間にたくさんの急患さんが入られ、大事なくすごされたようなので、ほっとしています。


そういう場面が自分に起こることがあるかもよ?


ですね。



今日も、待った時間について学んだなーって感じです。