人の顔色を窺って育った。
親や祖母たちが厳しかったので、顔色を窺って、なるべく問題を起こさないように、親や祖母たちの目に留まらないように動いていた。
そういうのって、自分を殺してる。
その前は、猛烈に自分アピールをする、ちょっとキレた子供。
親にかまってもらえない無駄な苦労というものを知ったので、そのように適応。
なので、人を観察する目は養われた。
それが今、すごく役に立ってます。
姿勢、呼吸、目の動き、体の動き、言葉の発し方。
その人の状態を観察すれば、たぶんこうなんだろうな?というのが推察できる。
認知症の、いろんな症状がある中で。
健常者には理解できないようなことをする方々でも。
注意深く観察すれば、何かを訴えいる。
大概は、不安や恐怖やなんか。
ごくまれに、体調の悪化や、要求を訴えている場合もあり。