9月20日21時からNHKスペシャル「老衰死 穏やかな最後を迎えるには」という番組があるよ!と先輩Tさんに教えていただき録画してまして。
今日ようやく見ました!
日ごろ、両親のことから自分のことまで、「死」にむかうあれこれや「死」に関するあれこれで悩むことが多いので、こういう情報は助かります!
一般の私世代の方々なんて縁遠い話と思ってらっしゃる方多いのでしょうが。
子育てや仕事でそれどころじゃないよ、忙しいんだから!ってことですけども。
20年後は、一人暮らしの老齢者は4人に1人ですよ?!
そのとき、あなたはおいくつ?
妹次女などは。
義母とアルツハイマーの激しい周辺症状が出始めたころはダブル介護で、そのころ幼児を抱えており。
わたしがまだ遠方に住んでいたため(実家まで片道バスとフェリーとバスで2~3時間)大きな負担になっていたのでございます。
介護がダブルで育児が重なるなんて…。
そういう時期に両親のことを私任せにせず、一緒に動いてくれた彼女には、どれだけ感謝しても足りないって思うくらいで。
両親と同居していた妹三女は、その事実が受け入れられず、わたしと次女とでなんとか支えたのですよねぇ、あのころ…。
遠い目。
その当時は、父の母の介護問題も持ち上がっており、父が動く気がないので、父の兄弟にわたしがヘルプを求めて動くきっかけづくりに奔走。
その後もフォロー。
その甲斐あって、今では父の兄弟のみなさまに応援してもらえるという有り難さ。
ますます遠い目。
あのころは、孤独でした。
人の『死』ってなんだろう?
『生きる』ってなんだろう?
悲しみとストレスの住人だったな。
そんな時期をすごしたので。
『死』というものに、興味がございまして。
『老衰死』
はてさて、人の最後に苦しみはあるのか?痛みはあるのか?
気になります。
母などは、からだは元気で頭だけが…というわけですから、はたしてどうやって最後を迎えていくのだろうか?と不安と疑問といろんな恐れとを抱いてしまって。
もし自分だったら、どうだろう?
どうしたいだろう?
と、母はそんなことを想像もしなかったであろうし、自分の病気=アルツハイマーを受け入れることも出来ないまま症状が進行して現在に至っているので。
母がしっかりしているころ、そんな死期の話なぞしたこともなかったし。
母方の祖父はそういう話をわたしによくしてくれていたので、なんとなくは理解していたけれども、両親とはそんな話したことなかった。
まさか自分が、ですね。
父などは、そんなわからないことは怖くて想像したくないから、そんな話はしたくない。といいまして。
自分はもちろん、自分の親や家族が死を迎えたとき、とか考えるなんてかわいそうと、現実感のまったくない人で。
だから自分の母の介護もしなかったのです。
怖くて。
弱っていく母をみるのがつらくて、怖かったんですよね。
だから、見えないところにいて、知りたくないっていう。
父がよけた道を図太く歩かねばならなくなったわたしの気持ちなんて理解できない人です。
当事者意識ゼロ~~~♪
こういうのって。
こういうことが簡単に言える人が父だったなんて、それこそ衝撃でした。
だから、こういう話を怖いからしないって心に決めてる人もいるんだって知ることができてよかったのかな。
わたしは、知らないから怖いってなると思ってるので、いろんなことを知りたいと思う。
ま、現実的に知る必要もあると思う。
そこからの老衰死。
ほんとに、知りたいことがギュッと濃縮されていた放送内容で、あーそうなんだ、知ることができてよかったなぁと安堵した。
老衰死の内容に関して、
いろいろ書いてみたい思いがあるので、今夜はこれまでということで。