両親が認知症です。


わたしは別居ですが、ご近所住まい。



認知症というと、普通の介護より、より注意力が必要です。


危険が多いから。



なので、日常生活ふつうでいい。


ってことが、、、残念ながら少ないです。



この寒空、木造建築の実家は、とんでもなく寒い。


ストーブやファンを使えたらいいのですが。


危険すぎて使えません。


>やけどなど。



冷暖房といえばエアコンオンリー。


しかし、これ。


湿度を奪うんですよ。


恐ろしいほどに。



なかなか涼しくなりにくく、温かくなりにくい、にも関わらず。


湿度だけは、ごっそり奪っていく…



両親の主な居住空間である、居間と寝室(隣り合わせ)の寝室にエアコンがあるのですが。



この時期、というか夏場冬場はほぼ一日中稼働してます。



なぜ、湿度コントロールなのかといえば。



感染症対策です。



肺炎、インフルエンザ、風邪、などなどなど。



湿度は高すぎてもいけないし、低すぎてもいけない。



高すぎるとカビ系でこれまたいわずもがな。



で、どのくらい実家の湿度が低いのか?


20%台 Σ(=°ω°=;ノ)ノ




そりゃ、鼻水はでるし、咳も出るし、のどはがらがらだし、痰もでるし、。。。


>からだの正当な防衛反応



ってことで、風邪→インフル→肺炎→お陀仏



の図式が…





ところで。



理想的な湿度っていうと、一般には、40~50%らしい。



まずは、換気。


洗濯物を干す。、


洗濯ものを干せないとき、バスタオルなどを干す。



これでいいんですけども。



それでは追いつかない実家、、、です。



かといって、加湿器なんぞも危険なんで使えません。




あとは、自分がその加湿部分から離れないで安全に湿度を上げる方法。



実験の結果、たどりついたのが。


両親がデイサービスに行ってる間に、電磁調理器に大きな鍋をおいて、湯を沸かす作戦。



シンプルだけど、効果絶大。


それに、無駄が少ない。


>あるもので出来る。




エアコンを切る。


10分ほど換気。


鍋に水をはって沸かすこと1時間。


50%台まで上昇。


エアコンを入れる。




今回、実験はここまでで、このあと、エアコン入れてからの湿度の変化を記録できればなーとおもってますけど。



>まったくやる気がわきません。。。




現実的に、こまめに管理できない。


>あきらめモード…





介護歴が長くなると、いかに単純で、簡単にできることかどうか?はしごく重要です。


完ぺきを求め過ぎると、介護鬱になります。


でも、要点は抑える。


自分ができることかどうか


続けられるかどうか


そうして


お互い気分がいい接点があるかどうか


気力体力経済力ともに、、、ですねーーー。




想像力と折り合いです。





こうやって体験して考えると。


自分が歳を重ねることに対して思うのは。



断捨離




頂くより、差し上げることが目標となるこの頃。



今自分にあるモノをどんだけシェアできるか?しているのか?



そんなことを両親から学んでいるこしょなのでありました。