先日は久しぶりに母とふたりで行動。
母とふたりでの外出というとこの頃は散歩くらい。
デイ終わりにお迎えに出て、デイ近くの内科で母を診察してもらって、薬局によって、タクシーで帰る。
そんなことでさえ、こんな機会がないと、しなくなったんだな。
認知症の周辺症状っていうのは、何かのきっかけで、爆発的突発的に事件事故につながるような気がして、小心者のわたしは、外出が怖く感じてた。
なにがきっかけで母が騒ぎ出して大声で走り出しちゃうような強い衝動にかられるかわからないから。
あの突発的な力は、この頃からだ作りをしてるわたしでも抑えきれない。ちっちゃくて細くて普段ちょこちょことしか歩かない母とは別人、スーパーマンにでも変身したようなパワーだから。>母の身長は140センチくらいで体重だって38キロ。なのに。160センチ越えで体重だって軽肥満にかぎりなく近いわたしが押さえきれないなんてね~。
ま、そんなわたしの恐怖心とは裏腹に。
母は、具合がいまいち(鼻水がときどきと痰がらみの咳がときどき)なのに、穏やかで楽しそうな雰囲気でおしゃべりさん。
大型トラックの騒音にもびくつくことなく、「うわぁ~すごい!」と驚きを教えてくれる。
病院まではデイのスタッフさんが同行してくださったし。
病院ではつねに看護師さんをはじめスタッフのみなさんが母に寄り添ってくださるし。
薬局に移動しようとしたとき、デイのスタッフさんが「わたし車だから送っていくよ~~~!」って声をかけてくださったり!>まだ薬局にいってなかったし、彼女も時間に追われる忙しい中での親切だったので、丁寧にお断りしましたけど。>うるうる嬉しいです☆
薬局に移動したら、病院の事務の方が先に連絡してくださってて、支払いしてすぐにお薬を頂けるという配慮まであり~~~。>うるうる嬉しいです。
タクシーを呼ぼうとしてたら、薬局の事務の方がタクシーを呼んでくださって。>普段行かない場所でだんだん不安になってそわそわしだした母から一瞬でも注意をそらすことなく、おかげさまで行動できました。>うるうる嬉しいです。
>母が安心できる思える場所じゃないところでは、例え母の隣にわたしがいても、わたしの気持ちが母に向けられていないと、不安にかられて暴れそうになります。。。
タクシーの運転手さんは、母がタクシーに安全に乗りやすいよう、運転席から降りてサポートしてくださいました。>なかなかないこと、うるうる嬉しいです。
>母は、「車に乗る」という行為が、というか「車」や「座る」「足」「上げる」という基本的な単語の意味がわからない。。。ので、ただ「タクシーに乗る」っていうことが、ものすごく大変な作業になりがちです。>本人もまわりの人間も。
正常な人なら、「タクシーに乗る」なんて考えなくても自然とできること。
だけど、母には大変な苦労。
手伝ってくれる、教えてくれる人はいるけど、どうしていいかわからないことだから。
言葉と、からだと、こころと、使えることは総動員して、母に「乗る」を伝えながらタクシーの座席に座ってもらう一仕事。>ふつう想像できませんよね~。
それが、とってもスムーズにできて、母のご機嫌もいいまんま♪>運転手さんの心の優しさがダイレクトにつながったんですよね~。>なんてステキ♪いい出逢いでした~~~♪
そうでなくても、夕方症候群で厳しい時間帯。>奇蹟だったわ~~~☆☆☆
もちろん、乗ったら降りるんですけど。
それが未だかつてないスムーズさ!>ええ、ときどきご機嫌を損ねて、車から30分も降りないとかあるんですよ。
しかも。夕方の渋滞の時間帯だったのに、すいすい帰ってこれて!>助かった~~~!
みなさまに支えられて、母と貴重で素敵な時間を過ごせました。
ありがたいです~~~♪♪♪
感謝感謝のあめあられ。
心からの自然な行動にたくさん助けられて、すごい贅沢な時間でした。
家族だけでなんとかしよう、わたしが頑張ってなんとかしなくちゃ、まわりに迷惑をかけないようにしよう。
って気負って無理しなくても、優しい人はたくさんいて、助けてくれるって信じよう!
そうして、心からのお礼を言葉と行動で伝えられるような人でいよう!
ナチュラルに表現できたらいいな~♪
またまた母に教えられたのでした。