うまくいくかうまくいかないか、やってみる。
どうなるのかわからないけれど、やってみる。
やってもやらなくてもいいけど、やってみる。
人生という川は自然に流れていくのに、ブレーキをかけるのは自分自身。
これを、心理抵抗といいますが、もう一人の自分がなんとかして安全なこの場所に停まろうとするのです。
必死に抵抗しています。
人間の脳にはいくつかの層があって、古い脳のまわりに新しい脳を増築するようなかたちで進化してきました。
もっとも深い部分にある脳は、爬虫類と同じ脳です。この部分は、自分が飢えないこと、安全な状態で危険な目に合わないことを最優先しようとします。
もう一人の自分がかけているブレーキに氣づくと、その部分を避難しはじめたり、自分の頭をたたくようなことをしがちですが、その部分も最善をつくしています。
ただ新しい扉を開こうとする自分と、その扉をなんとか閉じようとする自分は、視点がちがっているだけです。
ある部分がある部分の自分の都合の良いようにコントロールしようとすると、もう一人の自分はもっと必死に抵抗します。
今の視点にとって都合が悪い自分を、切り捨てたり、なかったことにしたり、消してしまおうとせず。
その声を聞きながら、一歩踏み出す。
そんな自分も抱えながら、そのまま行く。
自分を理解し、許し、受け容れていくこと。
そうなればいいし、今は理解できない、許せない、受け容れることができなくても、そういう部分もあっていい。
そして一歩を踏み出す。
いずれにしろ…
「あなたがそう感じたのなら、そのままやってみたら」