母の脳の病院への通院日。
諸事情により、総合病院の脳外科に通っております。
先生は、認知症も専門にしていらっしゃいます。
でも、メインは外科手術みたい。
今は、ご自分の病院と、総合病院とを掛け持ちしていらっしゃって。
もちろん予約外来なんだけれど。
先生の病院の患者さんの都合で、キャンセルになることもあり。。。
今朝は、病院でその事実を知ったという。
代わりの先生に診ていただきました。
まぁ、それが、ちょっと不安だったんですよ。
主治医の先生は、とっても物腰が柔らかくて、腰が低くて、親切で丁寧なんですよ。
もう10年来のお付き合いになるので、母もなんとなく主治医の先生のことは、わかるみたいなんです。
いろんなことがわからないなりに、先生の質問に答えるので。
母が先生の質問というか、向かい合って、聞く姿勢ができるという。←コレ、すごい事なんです☆なかなかそういう信頼関係みたいなものを作るのが難しいので…。
初めての先生や、威圧系の人には、ひどくおびえて挙動不審になって診察(会話)どころの騒ぎじゃなくなるんですよね。
で、脳外科でしょ。
ぱきぱきした先生とか、権威の先生とか、ちょっと見た目(失礼ながら)引いちゃう感じの先生も正直いらっしゃるんで、わたしとしてはビクビク。。。ドキドキ。。。
診察室に入った瞬間は、クールな感じの事務的な先生の雰囲気だったので、母がビビってしまいそうになりましたが、わたしが必死に「大丈夫だよ~、今日の先生も優しい先生なんだよ~、ちゃんと見ていただこうね~」などなどと安心してもらえるように、いろんな声かけを続けたので、それに先生が素早く反応して、笑顔になって、優しく母に話しかけてくださったので、母はすぐに落ち着きました。
ほんとドキドキした~~~。
診察にならなかったらどうしよう!とか。とか。とか。
で、さすがだな~って思ったのが。
優しく笑顔で対応してくださったのは、もちろんなんだけど。
電子カルテを詳細にみて、ポイントを押さえて、母やわたしに質問しながら、症状をひとつひとつ確認してくださったこと。
診察室に入ってから、椅子に座って、話をする様子をくまなく観察して、母の全体的な状況を瞬時に判断されていたこと。←先生からの質問内容でそのことが理解できました。
そうして、これまでのお薬でいいかどうかまでも、判断されていましたし、わたしにそれで不満じゃないけど、そんなようなことはないかを、それとなく質問してくださったりして。
患者としても、家族としても、とても安心できるし、気持ちのいい、対応をされる先生でした。かんど~です☆
っていうのは、ほら。
たいていの代理の先生は、カルテをちらっとみて、形式的な質問をして(変わったことはありませんでしたか?とかいうヤツ)、お薬いつも通りだしときますね~的な感じでじゃないですか?
で、なにか質問とか不安を言いだしたら、ちょっとめんどうだな~っていう雰囲気を醸し出したりを感じませんか?
あたしだけ?
今日は、違う先生だったけど、それでよかったな~。
たまには、新鮮な空気を吸ってみるのもいいもんだ!
ドキドキする初めての経験でも、大丈夫だった☆
嬉しいよ~、母さん☆
よかったね~、母さん☆
診察室で先生に丁寧なお辞儀をしてお礼を述べた母でしたが、出た瞬間には、もうそんなことも忘れ去っている。
でも、その気持ちがそこにある☆っていうのが、とってもステキだと思うの、母さん。
気持ちはその場で伝えれば、いいんだよね、母さん☆
学びの一日でありましたとさ。