母がアルツを発症したのは、50代でした。


いろいろなことがありました。


病気になると、いろんなことができなくなって、楽しい生活なんてできないんだ!と思いがちです。


もちろん出来なくなることもあるかもしれませんが。


結構、なんでもできますよ☆



「出来ない」と思い込んで、決めつけているから、いつまでたっても、「出来ない」んですよね~、いろんなことが。


「出来る」方法は、無限にあるんです。


でも、身近に、自分が「出来ない」と思い込んでいることを「出来る」こととして実践していたりする例みたいなものがないと、なかなか「出来ない」ことが「出来る」事だと思うのは難しいですけれど。




かくいう私も、母とはもう一緒になんにも楽しいことなんて出来ないんだ!!!と絶望していたこともありました。


そんな私の目を覚ましてくれたのは、岡田美里さんです。

どんな言葉で表現されていたのかは、今となっては定かでないのですが。

わたしは、「自分がやりたいことは、どんな状況でも、絶対やる」というような言葉として記憶しています。



そうか!

自分がやるって決めて、いろいろ方法を探して、やってみればいいんだ!

失敗したら、もっといい方法が見つかる。

失敗していろんな失敗をくり返してサイコーのやり方がみえてくるんだ!!!

な~んだ、やってみよう☆



おバカなほど単純に前向きギアにチェンジ♪



そうしたら、そんなにひどい失敗もなく、結構なんでも出来ています。


外に出てみなくちゃわからないことはたくさんたくさんありますね~~~。


ふつうに外出できると思えば、できる。

ただ、慣れるまではそうとうに神経を使うので、寝込んじゃうほど疲れたこともあります。


私も楽しくて、母の大好きなこと☆


それは、外出♪♪♪



旅行、観劇、講演会、ドライブ、温泉、宴会、ウォーキング、競馬場にいったり、乗馬もしてみました。ほんとにいろんな、など、など、など…。


現在、母の認知力は単語ですら怪しく、視野もせまく視力も衰えていますけど、バスでも電車でも、多少世間の皆様にご迷惑をおかけしますが、誰かと一緒なら利用できます。

法事の席も結構穏やかに過ごしてくれたのは、びっくり☆(お盆のころ)



そうして、意外と世間の皆様は暖かく、手を差し伸べたり、見守ったり、言葉をかけてくださるということに、気づきました。


やってみなくちゃ、なことばかり。


母も自分も、外出を心か楽しんでいるとき、嫌だな~って思うことに遭遇したことはありません。


でも、不安に思ったり、イライラしたり、マイナスな気持ちばっかりになると、トラブルばかり起きます・・・。


不思議です~~~。



外出したあとの母は、熟睡できるようだし、ご飯もたくさん食べてくれます。(母は食が細い)


できるだけ元気で日々を楽しみながら笑ってすごしたいものです。