今回は、母です。
母はふだんおむつ生活です。
自立歩行できるのでパンツタイプ、
いわゆるリハパン(リハビリパンツ)。
四六時中母といっしょにいられる
同居家族がいたなら、
まだ普通にパンツ生活できる
と思います。
ですが、
母と四六時中いるのは、
ボケ始めた父。
父は50代で脳梗塞を患っており、
からだの右側とくに足が不自由。
よちよち歩き。
母の動きに追いつけない。
父の負担を減らすことと、
母に失敗した時の罪悪感みたいな
マイナスの感情を多く抱かせないようにと、
さんざん悩んだ挙句、
おむつをはいてもらうことにしました。
幸い母は
おむつをすんなり受け入れてくれました。
わたしの中の罪悪感のため、
おむつとはよばずに、
父にも妹たちにも、
「おむつのことは紙パンツとかおパンツとよんでほしい」
と強要。
母はそんなわたしの気持ちを知ってか知らずか、
いやたぶんわかっていると思いますが、
おパンツを、
排泄介助が行きとどかないことを責めるような、
行動はほぼありません。
父が母の排泄介助を嫌がるため、
仕方がないといえばそれまでですが。
でもできるだけ、
わたしや妹たちと母が過ごす時間は、
定期的にトイレに誘導して、
自然な形でトイレができるように心がけています。
おかげで失敗はほぼありません。
トイレサインはあります。
排泄介助も年々大変になってきますが、
徐々になので、
わたしも母も慣れて、
信頼関係でトイレに一緒に入れること、
今は嬉しく思います。
外出先では、
身障者用トイレを使います。
個室が広いでの、
一緒に入り、
介助をしやすいのです。
週に1度は母と外出
(買い物やウインドウショッピング、散歩など)するので、
トイレの確保には気を使います。
狭いトイレでの排泄介助は、めちゃくちゃ疲れるのです。
そうして女性用トイレは総じて狭い。
この頃は、
あちこちでトイレが整備され使いやすくなって、
本当に助かります。
設備もよくなってきましたよね☆
しかし、排泄介助はなかなかに大変です。
お互いにスムーズにっていうのが!
においもありますからね~。
それが生きてる証ですがね。
食べたら、出す。
循環してるのが命☆
気持ちよく排泄できるよう介助技術も磨きませんとね。