月曜は、父の通院付き添いが月2回。

ひとつは、脳外科。

脳卒中をやって以来の通院(途中ブランクあり)。

あっちこっち、つまったり、切れたり。。。

 

脳外科は数カ月前までは、

父一人で行ってたんですが、

さすがにまわりの方々にご迷惑をかけるようで

(特に先生や看護師さんに)、

仕方なく付き添いするようになりました。

 

通院しているのが市立の地域の拠点病院なので、

父はいろいろ混乱するみたい。

広くて大きくて人の出入りが多くて…。

もともとどんくさいので、父をみるとハラハラします。

 

玄関の予約カードを入れる機械←これが最初の難関。

今や自分でするのをあきらめて、

案内係のおねえさんにやってもらっています。

 

私?

父の自立を願って、

ちょっと下がったところで見守っています。

 

ほかの方が後ろに並んだりしたら、

さっと行って父のサポートがすぐに出来る位置くらいに。

案内係のお姉さんがそれを許してくださるからできることですけど。

 

 

その機械。

カードを入れて(とってもわかりやすい位置にある)、

大きな画面の大きな文字と音声に従って、

確認ボタンをポチッと押すだけですが、

はなから「わからない」と決めつけてやらない父。

 

機械っていうだけで、

自分にはできないと決めつけている!

機械は面倒とも思っている父。

 

 

付き添いっていっても、

よちよち歩き、

マイペース(超スローペース)で

超どんくさくて要領悪過ぎる父を、

せかすことなく

父が自分で考えてすることを

じっと見守るようにしているので

(なるべく長く自立していてもらいたい)、

あれこれ手だしをしない。

 

というか父の危険回避のために

私は居るので、

修行のような忍耐の連続です。

 

修行のような忍耐の連続:

・わたしがやったほうが早い

=時間短縮

危なっかしくてハラハラ

=小銭(今にも手のひらからこぼれおちそう…)

手に持ったまま、

財布の仲の診察券を乱暴に探すとか…。

 

どうして父は、

いったん傘を置いて、

鞄を置いて、

財布を出して小銭をしまってから

診察券を探さないんだろう?

 

きっと父は小銭を落として

ばらまくぞ~って思ったら、

案の定!

 

今度は小銭を拾おうとして、

傘と鞄を落とすんだろうな~と思ったら、

案の定!

 

どんだけ~!!!

 

なことを毎度繰り広げ学習しない。

ひとつひとつを面倒くさがるあまり

全部一度にやろうとして、

結局同じ過ちをくり返す父。

あきれる…。

 

さて受付をすませて次に向かう脳外科の待合。

診察券を入れたらでてくる番号の券(番号札)の順番が

テレビ画面に表示されるのですが、

その意味がわからないらしい父。

 

父:この券はいるのか?

私:はい!いります☆テレビ画面に順番がでます。

父:ふ~ん。

 

わかったのか???父!

 

父。

待ち時間が長いので、

ぼんやりしてうたた寝しちゃったり、

持参した雑誌に夢中になるあまり、

自分の順番に気づかない…。

 

もはや自分の番号など覚えてもいなければ、

その番号の券をどこにやったかもわからない。

 

そんなようなことが延々繰り返される。

なむ~。

 

診察を終えたあとの精算窓口の順番待ちや

支払いの順番待ち

(自動精算機が早くて便利だけど使わない父)

や薬局の順番待ち…。

 

時間の経過がとてもとてもなが~く感じる。

実際、長い!!!

 

そんなときの気分転換は、読書。

好みの単行本を読んでいます。

 

父の通院付き添いをするようになって、

回数を重ねると、

事務の方や看護師さんとも顔なじみになって、

その場の居心地もちょっとはよくなる。

父のパターンもつかめて、

余裕ができ好きな読書ができる☆

 

何事にも何かひとつ、

自分の好きなことを織りまぜ、

イイ感じを味わいつつ過ごしたい。