両親の介護をしていると、いろんな雑用があります。
今回は、親せき関係。
「介護だけで手いっぱい、それどころじゃないよぉ~」
と思います。
でも、自分が生きているのはいろんな人に助けられて?支えられて?関わりがあってこそ。
誰も助けてくれないじゃないか!
と思っても、実際はいろんな人が私を生かすことにかかわってるんですよね~。
そんな私が、好きな言葉は、「情けは人のためならず・・・」です。
ほんと自分のためだと思います。
気持ちよく過ごせたら、それだけでしあわせ☆
お盆や正月でも、お彼岸でも、敬老の日でもない平日の夜。
叔父(父の弟)から電話。
えぇ~どんな面倒な電話だろう?とマイナス思考で被害妄想入ってる私は電話に出る前からドキドキ(携帯です)。
叔父の用件は、
・甥その1(わたしからみるといとこ)の出産祝いの件
・甥その2の結婚祝いの件
・先日叔父と出掛けたときの写真の件
・その他もろもろ
で、会ってランチしよう。
ってことでした。
郵便で済ませられる話だったと電話を切ってから思いましたが、電話してる最中にはそんな考えにはおよばず、翌日会う約束をして電話を切りました。
あ~なんて気が重いんだろう!
どうして会う約束しちゃったのかな?
など、うだうだうじうじ。
でも、わたしの直観は、直接会うことだったのだから自分を信じることに。
なぜ、叔父に会うのが面倒とかやだな~って思うのかというと、父にそっくりだから。ウルトラマイペースだし、考え方が殿様で、だけど選択するのが苦手で人の選択に乗っかるのに、その選択が間違いだったら(失敗だったら)さんざん不平不満をいう、自分の話は聞かないと怒るのに、人の話はほぼ聞いてない、とか・・・。
ふっ (^_^;)
大雨の中、外出。
待ち合わせの場所で時間通りに落ち合いランチへ。
やっぱり、
叔父:ランチに何食べる?
あ~面倒・・・。
自分から誘っておいて、決まってないのか…といつも通りだけど、がっかり。
飲食店街を歩き、どうしよう?と思いながら、唯一空いていた、インドカレーのお店へ。
前日読んだブログの「予約していく美味しいインドカレー店のナン」のことを思いだしながら。(^-^)
期待値が低かった分、妙にカレーもナンも美味しくてびっくり☆
叔父は食にはうるさいほうだけど、美味しかったらしく、めっちゃ食べるの早かった…。
ランチの前に、用件を済ませる。
食事をしながら。
親せきの情報を教えてもらう。
さて、父と叔父の関係?紹介。
父は5人兄弟の長男(第一子)、足の骨折、脳梗塞、認知症を患っている祖母の面倒を本来は見るのがお勤めなんだけど、現状から無理なので、弟の叔父(第二子)が単身帰省して祖母の介護を引き受けている。
ついでに。
その祖母の介護にも本当に面倒なことがいっぱいあって、父が何にもしない、いわない、出来ない、ので、私が代わりにいろんな根回しや行動で現状にこぎつけました。
で、その叔父が兄弟の調整役になって、頑張っているのです。
あの時、私が動かなかったら、祖母も見る羽目になっていたかもしれない。
そうして父の兄弟の不満をあびせられていたかもしれない。
孤立したに決まってる。。。
原因のわかってる孤独ってつらいよな~。
父は、祖母の面倒はみない、相続はしたくない、でも先祖代々のお墓には入りたいっていう。((((((ノ゚⊿゚)ノ
今まで祖父の葬式でちょっと挨拶したくらいのお勤めしか果たしてないのに、只の一度もお寺詣でや先祖の供養を取り仕切ったこともないのに!
いや~、びっくりです。
そんなこと、よく言えるな~。
こんな常識知らずの親不孝者だったなんて!
がっくりです。
そんなこんな父でも、父の兄弟は、私の両親の話しを聞いてくれて、許してくれて、暖かく見守ってくれるようになりました。
面倒な親せき関係。
冠婚葬祭、いろいろ費用もかかります。
切ってしまうのは、辞めてしまうのは、簡単だけど、繋いで、思いやって過ごした方が、幸せなんじゃないかと思います。
繋がっていることで、少しの孤独から遠のくのだから。
会えば、笑顔で楽しいおしゃべりに花が咲くのだから。
それは、親のためでも、親せきのためでもなく、自分が心地よいと感じる瞬間です。
子どものころ、若いころ、思い出を共有している人とのつながりは、ないよりあった方がいい☆
認知症の親をみていると、そう実感します。
思い出話ができるとしあわせ☆
話すネタに困らないから、楽☆
いろんなおもいがあって、叔父と会いました。
面倒だったけど、会ってよかったな、と思いました。
この機会が、私や叔父を通じて、周りの人の話題の提供になり、話が広がって、その人たちの時間が楽しく和やかになったらいいな、と思うのです。
私も、両親にこの話をして、和やかな時間が過ごせそう♪
雑用をほんとの雑用にするのも、和やかな時間にいかすのも、自分次第。
介護だけど、その時間を過ごすとき、つらいか楽しいかだったら、楽しいほうがいいに決まってる☆