黒の団
気のおけない仲間と、数多あるアーティストをカバーしませんか?
イベント「COVER’S」(主催:松下623)も7回目を迎えた。
出演者として、またグッドオーディエンスとして本館イベントに欠かせ
ない面々がバンドを組んだ。Yuji Omachi氏率いる黒の団です。
プリティーメイズからジャニーからBZからユニコーンまで、まさにカ
バーズ。しかも、スタイリストがいるのです。
モダン和装に身を包んで登場したのが、自由人マナブ・インティライミ
(吉村学)。扇子のセンスも良く、歌詞カンペも特大でモニターからは
み出るほどだ。英詞和詞にも両対応。何気にボーカルだぞ、学さん。
ベースには十河慎二氏。「久々の鋼鉄ズダダダよ」と悪童ヅラのご本
人。ベースが銃器に見えたので、欧州渡航の際はセキュリティーチェッ
クに気を付けましょう。
コーラスには、歌謡ショーでおなじみの藤田聖人氏。ていねいな仕事は
衣装を見ればわかる。勿論好サポートは言うまでもなく、
この夜は「脳ある聖人」であった。
ドラムは川越照子氏、金髪酒造の豊島タイキ氏のお弟子さんらしく「ら
しい」ドラムで好感が持てた。打ち上げも律儀に残る人柄に拍手。
リーダーOmachi氏はというと、著書「歪みマガジン」「歪め電波少年」
が好評の名ギタリストである。アメンリカンナイズされた野次返しはさ
すがで、会場がモーターヘッドのオープニングアクトのような殺伐とし
た雰囲気になっていた。大町さん「Back to back」ナイスでした。
うーん、どうもおかしい?メンバーが飲んでない気がする。
推測の域を超えないが、
鍵盤、今村さつきプロの「飲むな圧力」だと思う。
・・・いえ、思ってません
m(_ _ )m
LOVEサイテーデブ子
MCのときも申し上げたが、20年前にデビューし今も一線。
後追いアーティストもほとんど見当たらない。
これがオリジナティーの孤高スタイルだと思う。
それをカバーするには愛情と技量の両方が必要なわけで。
何を言いたいかというと「ラブ・サイケデリコ」はなかなか手が出せな
い種類のアーティストなんです。
愛情の部分はボーカルのミキちゃんが担当。彼女のシェリル・クロウも
良いが、こちらもなかなかだ。言わせてもらうが、エロかっこいい、て
いうか、エロい。別バンドでご一緒させていただいているが、その時の
コーラスぶりとは違う。両手をいっぱいに広げるミキちゃん、歌う喜び
が伝わってくる。
技量部門は、TORU(Gt)・NAGAMI(Ba)・623(Dr)
の専門家が担当。「たまには間違えばいいのに」とか「CDに比べロッ
ク色が強めだ」とかなどと嫉妬深く(笑)イチャモンをつけてしまう。
それぐらい安心して見ていられる不動のメンバーなのです。
TORU氏はカッコイイの一言。まじで。
NAGAMI氏は腰が据わったプレイで、
宮崎ビーツ623氏との往年のリズム隊も今なお健在だった。
選曲は「Lady madonna」「Last Smile」などデリコ初期を中心とした人
気ナンバーが並ぶ。盛り上がらないわけがない。
ほかのバンド目当ての観客もすっかりスタンディングだ。
見事なトリだった。
あとは、バンド名を考え直すだけだ。
原稿/
MC 長谷川 洋