今年も桑の実の季節がやってきた。

 

 

果敢に採っては口に頬張る二歳児。

 

 

あると幸せな果樹ランキングとしては間違いなく上位だろう。

クリ、カキ、クルミ、ブルーベリーと肩を並べるかな。

手でとってそのまま頬張るというスタイルに幸福感があると思う。

 

近年は田舎の人口が著しく減り高齢化しているので、いろいろな果樹が放ったらかしになっている。実がなっていても誰も採らないし、むしろ熊や猿を引きつけないためにも採ってくれと頼まれる。高値のクリでさえ食べ放題のようになる。桑はもともと養蚕のために植えられたもの。そのまま自生して大木になったものがかなりあるのだ。

 

リンゴやイチゴ、サクランボのように人の手がかかっているわけでもないのに、糖度が高くて酸味もあって品の良い味だと思う。たくさん実をつけているのを見ると自然の恩恵を感じる。最近注目されているから言うまでもないのかもしれないが、桑の実は栄養価が高い。鉄分、カルシウム、カリウム、亜鉛の含有量が比較的に高い他、抗酸化作用のある赤色アントシアニンを含んでいる。健康茶として桑の葉茶も認知されるようになっているし、桑の木というは他の果樹に比べても特別なものだと思う。

 

桑の実を食べると口が紫色になる

 

こんなに美味しいのにどうしてスーパーに並ばないのかな?

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