2019年8月1日19時25分
フトアゴさんが亡くなりました。
昨日の午前中に病院を受診して、夕方から呼吸が大きくなりました。
オスマツカサの最期の時と同じ、深い努力呼吸。
吐きたいのに吐けない、そんな感じにも見えました。仕事はキャンセルして、最期の時まで抱っこしていました。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。フトアゴさん、頑張りました。
以下は昨日病院に受診した後に書いた記事です。
フトアゴさんの記録として載せます。前回体重 230g
今回体重 200g
さらにしぼんだフトアゴさん。
先生曰く、
痩せ方が尋常でないからどこかに癌とかあるのかもね。でも触診では異常ないし、血液でも異常ないし、これ以上は分かんないね。
かなり厳しいけれど、まずは食べさせて栄養つけて…。
昨日の朝の便が頭をよぎりましたが、様子を見ることにします。
体重が更に落ちていたので、栄養の注射を後ろ足の付け根後方からしてもらいました。肺が広がっているので気胸に注意しながら…。
とかげは横隔膜がないんだそう。だからお腹いっぱい肺になるんだと知りました。
今回の受診では聞きたかった事がふたつありました。
ひとつはレモンザメさんからの宿題、液体の尿が多いのは問題なのか?
結論は特に問題ないそう。爬虫類のほとんどは膀胱がなく、作られた尿は一旦直腸に貯まりそこで水分が吸収されて、尿が濃縮されると尿酸の固形成分が残ります。排泄時に尿酸が先頭で便が後から出るのはこの為だそう。
濃縮前に出ると液体の尿になる。水分摂取量が多かったり、濃縮前に驚いて出したり、そんなこんなで液体の尿も出るけれどそれは問題ないそうです。
もうひとつは、トランスルーセントやエニグマの神経症状の事。人間の神経疾患のように、剖検で脳内の沈着物を研究したりはしているのか?出来るのか?
答えはしていないし、出来ない。でした。
そもそも交配の結果健康を害する異常が出ると分かっているなら、ブリーダーは作るべきではないし、消費者は買うべきではない。
爬虫類だけでなく、ペットビジネスにおいては命よりも売れる事が優先される。その結果可哀想な子達が増える。知ってて飼うならまだしも、知らずに飼うこともあるし、ブリーダーも伝えないこともある。
いぬはボストンテリア、密輸のターゲットになりやすいマツカサトカゲを8匹買い、フトアゴさんはトランスルーセント。
なんだかエゴの塊の様な飼い主には正直耳の痛い話でした。
やっぱり先生はのびのび暮らす、自然の姿の動物達が好きなんだなぁ…と思いました。優しいですよね。