2月12日病院で壊死した組織を切除。
2月15日創部がwetになり、圧迫で排膿。ゲーベンクリームは中止し温めた生理食塩水で洗浄後、処方された薬をつけて汚れないように乾いたガーゼで左前足を保護。
毎日の処置がストレスになったのか、2月14日から薬を飲まず、餌も食べず。
今まではバスキングポイントにずっと寝そべっていましたが、2月14日の夜からはケージ内の寒いところにいる事が増えました。
今日、2月16日。左前足の手のひらから腕まで壊死が拡大しています。
進行が非常に早いこと、検出された菌は大した事ないのに抗生剤が全く効いていないこと。先生も不思議がっていました。
マツカサには難しいと言われた血液検査にトライし肝機能・腎機能・電解質は問題なし。やはりマツカサ自身の免疫機能がかなり低下していることが原因のようです。
こういう、ありふれた細菌感染で足先が壊死する状態はオオヨロイトカゲやドロガメによく見られるそうです。どちらもかなり強靭な爬虫類ですが、ひとたびストレスで体調を崩すと足先が壊死し溶けるように崩れていくそうです。
メスマツカサトカゲも本来の免疫機能が働いていれば感染しない菌(大腸菌とプロテウス菌)だし、内服している抗生剤もニューキノロン系(爬虫類は緑膿菌感染が多いので第一選択となるそうです)なので効くはずです。でも免疫機能が低下して全く太刀打ちできない状態になってしまいました。
爬虫類は飼育を始めて3ヶ月目までは要注意期間だそうです。
先生と相談し、入院して2種類の抗生剤の点滴治療を行うことになりました。
かなり厳しい状態です。フトアゴさんの時も厳しかったですが、それ以上かもしれません。
日曜日に面会に行ってきます。オスマツカサトカゲも待っています。元気になって退院できるよう、祈っています。