Super GT 2017 Rd.1 岡山
2017年の幕開けです。
と、言いたいところですが、幕を開けられませんでした。。。
EPSON Nakajima Racingに移籍しての開幕戦。
この3ヶ月の集大成と言うのか、12/14日にもてぎてテストをしてから、この3ヶ月半ダンロップとタイヤを開発してきました。
自分の経験をフィードバックし、少しでも役に立てるように沢山のテストとミーティングをこなしてきました。
昨日の予選では、我々の1番苦手としているこの岡山サーキットでトップからコンマ7秒落ちの12位で予選を終えました。これはチームメイトのバゲットが言うには昨年に比べかなり進化しているとの事。
迎えた決勝日。
例年のスケジュールとは違い、日曜日の朝のウォームアップがなくなり、スタート前のウォームアップが8分から20分になり行われました。
20分の走行ではレース前最後の確認で、タイヤの確認、セットアップの確認など各所を見直しました。
我々としては今持っているすべてを出していたつもりだったが、スタート前進行に入るとホンダのエンジンエンジニアの顔色に焦りが見え始めた。
昨日の#16に起きたトラブルと同じ症状がホンダ車 全車に起きていましたな。
いざ、フォーメーションラップに入ると#17がスタートできなく、#8もポールポジションなのにコース上でストップ。
我々の#64号車もストップしてしまった。
トラブルの内容は言えませんが、電気系にトラブルを抱えていました。
我々は23周遅れでレースに復帰するが、ダンロップのタイヤ開発と決め残りの周回を走りました。
ホンダ陣営にとっては、本当に厳しい終末となってしまいました。
この2日間をトラブルフリーで走れたマシンはゼロ。
開幕できませんでした。
#16の9位がベストリザルト。
原因は分かっているので、対策をしっかりしてもらい次の富士で開幕したいです。
2017年の開幕を楽しみにしていたファンの皆様、スポンサーの皆様、ホンダを応援してくださっているファンの皆様、今回だけは許して下さい。
ホンダのエンジニアのみんなも頑張っています。
泣いている時間なんてないんです。
必ず戻ってきます。
ありがとうございました。


