Super GT Rd.3 鈴鹿 決勝
ディフェンディングチャンピオンとして挑んだ鈴鹿。
我々は、予選では健闘するも決勝ではかなり辛いレースとなってしまいました。
昨日の予選でウォームアップ中にスピンをしたのですが、今回我々が持ち込んだタイヤの温まりが悪く苦戦しました。
レースもスタートしてすぐに2台に抜かれ、7位に後退。
その後、中嶋家の長男の一貴とのバトルで耐え、7位を守りました、
12周目に出たセーフティーカーが解除になった18周目に我々はルーティーンのピットをする。
バゲットも温まりに苦しみ、デグナー2でコースオフ。
その後スプーンでもコースオフ。
タイヤの温まりが極端に悪いのを示した結果である。
結果10位でフィニッシュしましたが、内容は散々でした。
去年の優勝から10位。
同じメンバーで戦っていてもこれが勝負の世界なんです。
タイヤ開発も1歩進んで2歩下がるの繰り返し。
我々の改善点は分かっているものの、簡単には直せないのが現状。
悪くても6位くらいでゴールしたかったのですが、仕方ないですね。
下を向かずに前を見て、3ヶ月先を見て開発し結果に結びつけたいです。
全力でみんなが仕事している。
肌で感じます。
今回はダンロップのお偉いさんが沢山来られました。
今回も勝ってくれるだろう?って思ってくれたのでしょう。
でも、これが我々の現状なのです。
勝つときには勝つときの要素があって、我々ももちろん良いタイヤを用意しますが、他のBSやMIがどんなタイヤを持ってくるかにも結果は大きく左右されます。
BSがシクルと、9ポジション上がるんです。
分かりますか?
我々がどらだけ良いタイヤを持ち込んでも、BSが我々よりも少しでも良いタイヤを持ってくると、ポジションは10位以下になってしまうんです。
難しいですよね。
グズグズ言っても仕方ありませんが、スーパーGTの難しさ、楽しさ、やりがいはいっぱいあるので、頑張って残りのレースを楽しみます。
