当たり前の反対は感謝
3月11日は、日本人にとって特別な日です。2011年、東日本大震災。そして2020年、新型コロナの影響で春のセンバツ甲子園大会が、夏の甲子園大会が中止になりました。
どちらも、私たちが当たり前だと思っていた日常が突然失われた日でした。人は普段、「明日も今日と同じ日が続く」と思って生きています。
でもそれは、本当は当たり前ではありません。グラウンドで野球ができること。仲間と一緒に練習できること。目標に向かって努力できること。これらはすべて、とても貴重なことです。
人は苦しい状況になると、「環境が悪い」「誰かのせいだ」と考えがちになります。
しかし成長する人は、こう考えます。「この状況で自分に何ができるか」それが自分を成長させる自責の思考です。
野球も同じです。うまくいかないとき、環境やチームのせいにするのか。それとも「自分にできることは何か」と考えるのか。その差が、選手としての成長を決めます。
だからこ当たり前の反対語は「特別」ではなく『感謝』です。
野球ができることに感謝する。
仲間がいることに感謝する。
応援してくれる人がいることに感謝する。
その感謝がある選手は、自然と仲間のために動くようになります。
仲間のために声を出す。
仲間のために全力でプレーする。
感謝の力は最大の力を発揮します。
これを**「他喜力」**と呼びます。
仲間の喜びを、自分の喜びにできる力です。
当たり前とは奇跡に慣れてしまった状態。
だからこそ、今日グラウンドに立てること。仲間と野球ができること。そのすべてに感謝して今できることに全力を尽くす。
なぜなら
感謝できる選手は強い。仲間を大切にできるチームは、もっと強い。そして最後にもう一つ。
強いチームは、“すべてに感謝できるチーム”です。