4周年だって

年度末に向けて、ますます忙しくなる毎日。
厳しい寒さは段々緩んでいくみたいですが、
春の訪れはまだまだって感じですね…
ブルブル

この寒空で家路に足が向くかと思いきや、
やっぱり恋しくなる酒の味(笑)。
今週の月曜は、ちょっと久しぶりとなった
「フランス郷土料理とワイン 三日月」に立ち寄りました。
ブログで記事を書くのも久しぶりかな？

週頭で客入りは静かかな、と思いきや、
山形から来た初見のカップルを中心に賑やかな店内。
常連さんと気さくな会話も交わしたりして、
とてもアットホームな雰囲気でした。
それと、新しいバイトちゃんがこの日初出勤で、
ネタにこと欠かない夜だったなぁ(笑)。

まずは、グラスで赤をオーダー、
若いピノ・ノワールが最初の一杯。
お通しは、マリネしたホタルイカで、
見た目がなんだか居酒屋みたいな感じ(笑)。
気取らないところが、このお店の美点ですよね(爆)。

お腹がすいていたので、おすすめボードをチラ見。
おっ、冬ならではの定番メニューがあるじゃないですか！
もちろん、即オーダー！



白子と舞茸のフリットです！
毎年、このメニューをここで食べてるかも～。
衣からとろけ出すクリーミーな白子がたまらないんですよ！
生をポン酢で食べるのも好きですが、
フリットも最高なんですよね～。

ここは白ワインをオーダーすべきなんでしょうが、
引き続き、赤を追加。
新しいボトルを出していただいたんですが…



アニエス・エ・セバスチャン・パケの
オークセイ・デュレス・ルージュ2007が登場。
女性オーナーさんが造る人気の高い自然派ワインです。
ピュアで、穏やかな味わいのピノ…。
ネットを見ると、各方面で人気が高いみたいですね～。
女性らしい「たおやかさ」を感じた気がします。


そういえば、次の日の火曜が、
このお店の4周年だったようです。
ありゃりゃ、一日ずれちゃった(笑)。
まあ、特別に何かをしたわけじゃないようですが。
年を重ねるごとに、より多くのお客さんに愛される
良店になっていますね～。
今後の飛躍に期待しております！
…って、ちょっと偉そうか(笑)。

古きも、新しきも

このお店も久しぶりだなぁ…
月曜の夜、思い出したかのように、
ふらりと仙台駅前の「居酒屋輪っか」へ。
いつものように親方さんが出迎えてくれて
ほっと一安心(苦笑)。
親方さんの高校時代の同級生という
先客お二人さんがいらっしゃって、
週頭だというのに賑やかなカウンターでした。

もはや自分にとってこの店の定番になりつつある、
焼酎のお湯割り梅干し入り。
夏は、割り物が水になるだけなんだけど(笑)、
なぜかコレばっか飲んでるなぁ～。
連日、肌にピリピリくるような寒さなので、
体の中から温めてくれる一杯はありがたい…
この日のお通しは、金目の煮付けと何とも豪華！
早くもこの肴でおかわりをしつつ、
親方さんオススメ料理をオーダーしました。



チーズ豆腐梅肉がけ、です。
親方さんの冒険心でオンメニューする
「賛否両論メニュー」シリーズの一品(笑)。
チーズは本当に大好きなので、
“果たしてチーズ豆腐とは何ぞや!?”と
期待を膨らませつつ味わってみたのですが…
ん!? これって、大きめに切ったクリームチーズ？
なるほど…白い色を豆腐に見立てたのね(苦笑)。
梅肉の酸味とマッチしておいしいのは確かだけど…
ちょっと期待感高めすぎました(笑)。
一人で食べるには、ちょっと手強い量かな。
なんだかんだで食べきりましたが(笑)。

親方さんの同級生と地元トークで盛り上がってきた頃、
さらに、このお店の常連かつ親方さんの大学時代の同級生が。
なんだ？ここは同級生の店か!?(笑)
結婚が決まった両家の食事会の後だったそうで、
お母様もご同行されてました。
このお母さんも飲みっぷりが良く、ユニークな方で！
ますます、ヒートアップしてきた雰囲気にのまれ、
酒と料理を追加オーダーしちゃいました(笑)。



ロールキャベツです。
このお店のは、意外にもトマトソース仕立て。
和風居酒屋では珍しいよね？
たっぷりかけられたソースは、
思わず、皿を持ってすすりたい気持ちでした(笑)。

お腹が膨れてきた頃に、
なぜか親方さんがしきりに勧めてくるメニューが。
サービスだから、と目の間に置かれたのが…



ブリ大根！冬ならではの和食の定番です。
…そっか、“飛び道具”が続いたからね(笑)。
でもこれ、親方さん独自の工夫が凝らされているんです。
刺身に使えるほど鮮度の高いブリを厚めに切って
あまり火を通し過ぎずに仕上げ、
大根にはしっかりダシの風味と塩気を利かせているのが特徴。
ブリ本来の旨味、脂ノリが絶妙に伝わる味わいに、
大根と一緒に食べるとちょうどいい塩梅に！
ブリの身がボソボソとせず、
ほっくりと食べられるのがいいですね～。
んも～、こういうの早く出してよ！(笑)

終電近くなってお先に失礼しましたが、
カウンターは思い出話に花が咲いて
まだまだ終りそうもありませんでした。
昔を知っている友達や同級生が、
こうやって集まってくれる店って素敵ですね。
実は、ボクの高校の同級生がFacebook繋がりで
同窓会をしようって盛り上がってるので…
「輪っか」を会場にしちゃう？(笑)

なかぐろの貴重な日

本当にご無沙汰しております…
ここまで放置してしまうとは！
自分の怠惰な性格はつくづく嫌になります…(汗)。

実は昨年の11月に、階段から転落してしまい、
1ヵ月近く、松葉杖が必要な生活をしていました。
診断は股関節あたりの打撲だけだったので、
いまやもう完治して普通に歩けるのですが。
そのために、街中へ呑みに出る事が難しくなり、
食べ呑みブログであるこのブログの更新も、
「ネタが無いから書けね～な～」と完全放置。
しかも、ケガが治ったのにも関わらず、
仕事が忙しい事などを理由にして、
サボりまくっていました…ゴメン（誰に対して？）
知り合いから「ブログどうしたの？」と
ちょこちょこと聞かれるようになったので、
生存を証明するためにも再開しようと思いました。
でも、今まで通りのんびり行きたいと思います。
テへ♡


そんな再開第1回目の記事は、
こちらも本当に久々に来訪となった「なかぐろ」。
かなり気恥ずかしかったのですが、
以前通りお迎えいただいて感謝、感謝！
この日は珍しく他のお客さんが少なくて、
親方さんとあれやこれやといろんなトークが出来ました。

昨晩も凍えるような夜だったんですが、
コートを脱いで席に座ったら、ほっとしちゃって。
いつも通り生ビールからスタートしました(笑)。
お通しはあんかけに絡めた真ん丸のさつま揚げ。
これ、手作りですよね？ふわふわして美味い！
この店は、お通しも決して侮れないクオリティなんです！



おすすめボードから2品をオーダーしたうちの1品、
あん肝のテリーヌが到着。
ポン酢のジュレがのって、見た目がお洒落～！
これをちびちび崩しながらツマミにして呑んだのがコレ。



豊潤　純米吟醸、大分県のお酒ですね。
調べてみると、明治元年創業の老舗酒造なんですが、
昭和63年に醸造をストップ。
若き現・蔵元オーナーが平成20年から再開し、
リリースしてるのが、この「豊潤」だそうです。
飲み口は…確かに名前の通りみずみずしさいっぱい！
桃のようなほのかな甘さも感じられます。
ただ、ボリューム感は希薄で、さらりとした印象。
濃厚な味わいの料理には相性がいいでしょうね。
なので、あん肝はベストチョイス？(笑)

そして2品目も、親方さんとトーク中に登場。



森林鶏の葱蒸し焼きです！
普通のネギと一緒に、葉タマネギを使っているそうで、
ネギやタマネギ由来の食欲を誘う香味を漂わせながら、
根に近い部分のトロリとした歯ざわり、味わいが絶品！
脂が少なく、ふわっと柔らかい肉質のブランド鶏肉
「森林どり」もボリューム満点。
まろやかな味付けで、あんかけのような仕上がりは、
まさに寒い季節にピッタリでした。

このほんわかな一皿に合わせて日本酒もチェンジ。



妙の華　英（はなぶさ） 生もと純米酒です。
これはね…明らかに豊潤とは違う個性！
やさしい飲み口の豊潤、料理の味付けに慣れた舌が、
独特の酸味とアタック感の思わずビックリ(笑)。
味わいの深み、コクもあって飲みごたえを感じました。
豊潤と生もとの英、
実に不思議な取り合わせで呑んじゃったな～(笑)。


久しぶりの「なかぐろ」、
静かな夜に個人客数名だけ、ジャズがゆったり流れて、
まるでバーのようなシブい空気でした(笑)。
今日は給料日の会社も多いから、
週末にかけてまた忙しい日々が戻るでしょう。
そんな貴重な日に来れて、ちょっと得した気分？(笑)
たまにはいいですよね、親方さん？