骨折相談室

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日本人は、東京オリンピックの開催以来、運動をするということが、とても盛んになってきまして、今では老若男女を問わず、誰もが運動を行うようになりました。

特に最近では、これまで運動をすることがなかった高齢者でも、健康意識の高まりから、非常に広がりを見せています。

さて、こうした運動をするときに注意をしなければならないものの一つとして、疲労骨折というものがありますが、これに関する豆知識です。

骨折と言いますと、転倒をして尻餅をついたり、足首を捻ったり、手を突いたりといった、大きな力が一度に働くことで発生することが多いものですが、疲労骨折というのは、こうした大きな力が一度にかかるのではなくて、骨折に至らないような小さな力が、複数回にわたって何度もかかることによって、骨折を起こすのです。

例えば、子どもの場合ですと、少年野球特有の野球肘の一つでもある、離断性骨軟骨炎というものがあります。

これは、野球の投球動作を行う際に、肘を捻って投球するために、肘の軟骨にストレスが何度も加わって、疲労骨折に至るのです。

この病気は、軟骨の移植手術を行わなければならないことが多いために、最近の少年野球では、一日の投球数を制限するなど、対策が講じられるようになりました。

次に、野球と並んで人気のあるサッカーでは、足の甲の小指の中足骨の付け根の部分で、疲労骨折を起こすことが多いです。

これは、サッカーという競技が、基本的にたくさんフィールドを走る競技ですし、それに加えて、キックを繰り返したり、細かなステップを行いますので、この骨の部分に繰り返しストレスが加わるのです。

この繰り返しのストレスによって、疲労骨折になるのですが、この部分というのは、そのほかの部分に比べて血流が悪い部分ですので、骨の再生能力が低いのです。

このため、ギプス固定をしても、十分に骨が癒合しないことがありまして、ときには手術治療が必要になることもあります。