タクシーで約20分、大学病院に到着した。
救急搬送された病院とは違う病院である。
やはり大学病院、平日の朝からかなり混んでる。
案の定相当な時間待たされた。
これが辛い。
骨折してから4日が経過しているのだが、
痛み止めを飲んでても足を下ろしているとかなり辛い。スネ毛を触っても痛いくらい。熱と血が止まっているような感覚。
何とか気を紛らわせながら待っていると、2時間ほどで呼ばれた。
「うちでは、手術はできないかなー」
「やるとしてもかなり待つことになるね」
先日行った総合病院でできないと言われた事を伝えると、
「大学病院でやる手術ではないね」と半分同情されたように言われた。
やはり、、
行った病院を完全に間違えた、思い出すだけでも腹が立ってくる。
「でもね」
「提携してる良い病院を紹介するから安心して下さい」
紹介状をもらい、病院を調べると骨折に非常に強いらしくひとまず安心した。
大学病院を後にして、松葉杖で電車で帰った。
松葉杖は長い距離だとかなり疲れる。
途中エスカレーターで転んでしまい助けてもらった。
あまりに情けない姿に泣けてきた。。
翌日、朝から新しく紹介された病院へ向かった。
かなり古い病院だが、骨折治療に慣れているようでスムーズだった。
「週末から入院して週明け手術ね」
「順調にいけば1週間ぐらいで退院できるから」
先が見えなかった私からすると非常にありがたい言葉だった。
翌日から入院することを妻に告げ、
パジャマや歯ブラシなど必要な備品を調達してもらった。
ちなみに入院当日は妻の誕生日だった。
感謝と申し訳なさを抱えつつ人生初の入院生活が始まった。
続く
