2013年を迎えるにあたって、コソボでも様々な新年の
迎え方があったようです。
特に有名なのが花火です。
12月17日の段階で、年末年始用に輸入された花火の量は、
542984.8キログラムもあったそうです。
どれだけの量かわかりませんよね。
10トントラックが、54台に、3トントラックが1台分です。
余計わかりにくいかな…(笑)
実際に消費されたのは、金額にして220万ユーロ分というから、
これも驚きの数字です。
コソボの失業率って…平均月収って…皆さんわかりますよね。
それでもこの年末年始の花火にかける勢いは凄いと思います。
お祝いをしたいという気持ちの現われなのでしょうが、
なかなか収支とは、合致しませんよね。
街の至る所で花火を上げるために、2010年には事故が起こり、
約120名もの病院搬送者が出たようです。
それを踏まえ、翌年から行政が中心に警備や事前の案内を強化し、
今年は、病院搬送者を非常に低く抑えることができました。
といっても、0ではないところが悲しいですが、私の居たチェコでも
毎年、プラハの病院は大変なことになるようなので、この辺は、
ヨーロッパらしさなのかと思うしかありませんよね。
プリシュティナでは、若者は24時前後に花火を沢山上げた後に
クラブに行き、朝まで楽しんでいたようです。
ミトロヴィツァでは、市民による式典が行われた後、花火が上がり、
そしてレストランで食事を取る人が多かったようです。
他の都市では、新年を祝うコンサートが行われたりと、地域ごとに
幾つかの特色がみられ、自分たちにあった新年のお祝いを行って
過ごしました。
日本と違うところ‥個人でも非常に大きな花火を上げるところ、
どこでも花火を上げるところ、路上の至る所でお祝いをするところ、
探していくとたくさんあると思います。
そういう場所で、新年を祝うのもたまには良いのかもしれません。