マケドニアの旅で、一番最初に触れましたが、
マザー・テレサはスコピエの出身です。
実は、彼女が生まれた当時、スコピエはオスマン領で
コソボ州に所属していましたので、現在のコソボとも
繋がりが深いのです。
マザー・テレサが生まれたのは、1910年なので、
そんなに古い話でもありません。
スコピエには、そんな彼女の活動を後世に残す為に、
マザー・テレサ博物館があります。
マケドニア広場から、徒歩5分程の位置にあります。
スコピエのまた違う一面を見る事が出来ます。
当日は少し曇っていたので、あまりキレイな写真を
取る事が出来ませんでしたが、石壁とのコントラストが
非常に映える作りで凄く可愛らしいイメージです。
壁にはモザイク画があり、多くの人が写真を撮っています。
幾つかの像もあり、マザー・テレサへの大きな感謝や信仰が
至る所に見受けられます。
この場所ではありませんが、マケドニア広場の脇には、
彼女が生まれた家の跡地にレリーフもあります。
博物館の中に入ると、生前に使用していたベッドや衣装、
ロザリオなど、多くの品物が展示されています。
私的に衝撃を受けたのは、彼女のお葬式の写真です。
ローマ教皇が参列し、多くの参加者で埋め尽くされた一枚。
本当に惜しまれた死だったのだと、再認識しました。
そんな一枚を見たら、ドネーションはかかせませんよね。
それと訪問記念帳があったので、そこにも少し記載を・・・。
よく見ると、少し日本語がありましたので、皆さんも足を
運ばれているのですね。
少し感動に浸りながら、マザー・テレサ記念館を後にして、
別の博物館を目指して歩いていると、何と前方に虹が(笑)
凄く得した気分です。
曇り空の中に見える一筋の虹。それだけで嬉しいですよね。
残念ながら、目的の博物館は閉まっていましたが、なんか
心温まる数時間になりました。