10月26日、本日は、予算決算委員会2日目。

委員会終了後、佐世保玉屋で開催された佐世保商工会議所創立90周年祝賀会に遅れて伺いました。

前田一彦会頭様はじめ、関係各位の皆様方の長年にわたるご労苦に心より敬意を表します。

◇        ◇        ◇

さて、先月県財政課から「長崎県中期財政見通し」が発表されました。県の財政見通しについて、平成28年度から32年度までの5年間の試算を示したものです。

資料によると、財源調整のための基金の残高は、平成32年度末で253億円を見込んでおり、5年後の枯渇は回避される一方で、残高は平成26年度末で294億円と、ピーク時の平成14年度601億円に比べ半分以下に減少し、厳しい状況が続いています。

   ≪歳入の見通し≫
 
   ≪歳出の見通し≫
 

今後は、高齢者医療や介護保険などにかかる社会保障関係費の増加が見込まれており、限られた財源で適切な対応が求められてきます。

地域の特色を生かした地場産業の活性化、企業誘致などにより税収をアップさせ、安心して暮らせる地域福祉型社会の構築が必要です。