姪が大学を辞めたと報告があった。
彼女はずっとお勉強が出来ていて、うちの娘たちの見本のようなお姉さんだ。
私立小でも塾でも常にトップ、中学受験では誰もが憧れる御三家に合格。鉄◎へも通い、進学先の学校でトップクラス、東大? 帝大? どこへ進学するの?って、親族の期待の星。
そして、進んだ医学部医学科。
学べば学ぶほど、でも、どうして医者になるのか分からない、なんで医者なの?色々と考えて退学の道を選んだそう。
周りの期待に応えてなきゃ、みんなが喜ぶならと選んだ医学部だったけど、自分には向いていないと思ったそうだ。
その話を聞いた時、、心が辛かった。
私も期待して、彼女にとっては辛い言葉をかけていたかもとすごーく反省した。
周りが医学部って推していた時、本人の意見をもっと強く聞くべきだったのに、何で流されて、、
そうそう!あなたは賢いんだから医学部だよねって安易に言ってしまったんだと自分を責めた。
これからどうしたいの?と聞いたら、
大学ではいつでもまた学べるから、先ずは宅建の資格取って好きな事するから!
そう言った。
その表情はすごく明るかった。
笑顔を見たら、追い詰めていた私って最悪だとまた泣いてしまった。