子育て支援ネットワークLLP 営業日誌

子育て支援ネットワークLLP 営業日誌

私たちの願いは、子供たちがのびのびと育ち、誰もが安心して子育ての喜びを実感できる環境をつくる事です。
このような取り組みをする個人や団体、企業などを助成していける準備を始めたいと考えました。

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チャイルドプアという言葉は、NHKディレクターである、新井直之氏が作った造語です。


しかし、この言葉が発するマイナスなエネルギーは、まさにその意味を言いえて妙と思ってしまいます。



私には、4人の子供がいます。2014年2月めでたく、4番目が成人となり一安心しています。

しかし、今から思い返してみると、われわれ家族は、綱渡りの状態だったと思います。




今、私たちが取り組もうとしているミッションの原点は、2012年10月19日に放送された、NHK総合の特報首


都圏「チャイルド・プア~急増する苦しむ子供たち~」という番組になっているように思うのです。




ある小学生は、学校給食一日で唯一の食事だった。母子家庭で、母親がうつ病を患い、仕事も家事もほとんどできないため、まともに食事をあたえられていないからだ。


また、別の中学生は、一家で夜逃げをし、車で全国を転々とする日々を2年間も送った。

学力は大幅に遅れ、希望していた高校進学も叶うか分からない。


さらにある若者は、家庭崩壊によって、10代でホームレスになった。

公園の草を食て飢えをしのいだり、ホームレスに助けられながら生き延びてきた。




2013年5月ラジオから次のようなニュースが流れてきました。女性キャスターが次のような原稿を読み上げていきます。


「大阪北区のマンションの一室で、女性と押さない子供の痛いが見つかりました。部屋からは、女性が残


したと見られるメモがみつかり、・・・食べさせられなくてゴメンネ・・・と書かれていたことがわかりました。


警察は、二人が餓死した可能性もあると見て調べています。」



餓死・・・母親はどんな思いでメモを残したのだろう。


3歳の男の子は、なぜ命を落とさなければならなかったのだろう。


この事件は、子供を中心に据えてみたとき「子供の貧困」の行き着く最悪の結末になってしまっていることに大きなショックをうけてしまっていました。


これが現代の日本の現実です。多くの子供たちが、この社会の片隅で人知れず苦しんでいます。



これから私に何ができるでしょうか。それを探すためにもう少し深く探ってみたいと考えています。