明日は9月19日
毎年この日は我が家にとってんー中でも私にとって特別で大切で忘れてはならない日です。

我が家の次女チャン

先天性心疾患(生まれつきの心臓病)をもって産まれてきました。生後直後から様々な手だてを打ってきましたが、手術というものは避けることができませんでした。

私を昔からご存じの方はうちのチビの事も知って下さってる方沢山いらっしゃいますが、ごく最近知り合った方は初耳の方もいらっしゃることとと思います。

生後9ヶ月ちょうど体重6.5キロという
それはそれは標準体重よりも遥かに少ない小さな小さな身体で手術を受けました。

それが9月19日という日です。

今日は前夜に当たるわけですが、手術の前夜はスゴーク静かで、今日で傷跡のない身体が最後だなぁって写真を撮りました。


母がやや初々しいのはスルーして(笑)

心臓に負担がかかっているため(うっ血性心不全)体力がなく、起きていることがあまりできなくて、寝てばかりのキッキでしたが(今も名残がありますねー)

この夜は夜中目を覚ました(/へ\*)

でも泣くわけではなくて、ただただ、マンママンマとお喋りして、笑って。


健康な身体に生んであげられなかった自分を責め続け、手術を避けるために体重を増やそうと泣きながらミルクを飲ませた夜もありました。
陥没呼吸といって胸を凹ませて呼吸している姿を見て何度心音を聴いたか知れません…

頑張って!

と言われることが嫌で嫌で
『これ以上何をどう頑張らせるの?息をすることさえこの子は必死なの!』

なぁんてね、思ってました。
周りの人にしたら掛ける言葉なんて見つかるはずもないのに、ごめんなさい。

反発するし、家出もするし、体格や体力的にやや同級生とは足並み揃わないキッキですが、この子には『生きる力』があります。

子育てって頭ではわかってるけど
うまくなんて全然いかないし
綺麗事ばかりではないし
自我の塊で、小さな悪魔に思える時さえあるものなんです。

バタバタと日常を過ごしていると
『命』という人間そのものの『心臓が動いて生きている』ことなんて忘れちゃうんです。私も勿論一緒です。

毎年書いてるかもしれないけど
行き詰まったら。
子どもの胸に耳を当てて…
鼓動が聴こえて(*´艸`*)

キッキは心雑音が混ざるわけですが
でもでもちゃーんと生きています、自力で。ありがたいことです。多少の性格の難もやむを得ないです、、かね?(笑)

心音は赤ちゃんがお母さんのお腹にいた時に聴いていた音だから、子どもが落ち着くと言われていますが、私は逆だと思ってます。お母さんが落ち着きます、ホントホント!

というわけで、明日はもう1つの誕生日として毎年恒例でお祝いです!




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