My life is.... -310ページ目
おはようございます、律子です。

照明を消した暗い宿の部屋の中、
窓際のソファでくつろぎながら、
真下に流れる川の流れを見ていたり
山際が薄闇色から白んでくる変化を感じたり、
水の流れも、時の流れも、
全てのものが、とまることなく流れていくのだと、
思わされている明け方です。

そんな中、
唯一流れないものが思い出であるのにもかかわらず、
移り行く時のなか、
忘れていってしまえば、
それも変化のうちに入るのだろうか。

ふっとした瞬間に思い出した時、
いいようもない気持ちに駆られるのは、
はたして、そこに潜む自分の深層心理を、
わかりたいような、わかりたくないような…
そんな気がしてまた、
考えないようにし、
いつしか忘れていくのだなと、
思ってみたり。

京都嵐山。

私の大切な人の魂が眠る場所に毎年来ていて、
今年は、初めてこの地に宿泊してみた。

夜の嵐山はひっそりと
昼間のにぎわいが嘘のように暗く、静かで、
だけれど、
夜が明けていくにつれ、景色が色めき立つ。
川の色、
木々の色、
空気の色、

ここに来出してもう何年と経つのに
この地もこんな風に夜が訪れ、朝が訪れるということを、
はじめて感じた。

7年前の今日、
私の人生がどんなことになっていくのか、
大きな変化のうちの一日となることに、
夜明けの時はまだ、気付いていなかった。

外はすっかり、明るくなってきたな。
今日の日の出は7:02
もうすぐ朝になる。

魂を鎮めたこの地で、
一日そばで過ごせたことで、
こんな景色を見ているのだと、
こんな空気の変化を感じているのだと、
わかれてよかったな。

いなくなったとしても、
こうしてなにかを共有出来るのだと、
はじめて感じた。


川の流れがはっきりと見えるようになった。

陽が昇り、
また新たな1日が始まる。

途方もない未来のための、
私の小さな1日を、
今年も無事にここに来れたことに感謝しつつ、
毎日毎日、来年もここに来れるようにと、
その人に恥じないためにも、
その人がくれたこの夢のためにも、
頑張ろう。