本年最終日、何とか仕事を終えました!
今日が仕事納め、明日が仕事始めとなると、いったいこの仕事の納め始めにどれほどの意味があるのやら、そもそも年末年始のおやすみなど、当工房とは無縁なわけですが・・・(笑)。
さてさて、今年最後の作品は、武道に多用される御刀の外装です。
鞘の特殊加工(煤竹による刃方の補強)
*:現代拵えの補強では、水牛の角を用いた加工が多い
ご要望通りの作品を作るために長い時間を費やしてきましたが、予期せず完成を急がなければならなくなり、不眠不休の末何とか今年中に出荷することができました。
ここで、ご依頼に際してのお願いがございます。
刀剣の拵工作は、はじめに設計を施して綿密に計画を練りながら作り上げていく大変繊細な作業です。
工作の途中で追加のご要望や作り直しの指示があれば、当然はじめの設計からやり直さなければなりません。
そうなると材料費も工賃も余計に発生してしまいますし、完成はドンドン遅れます。
刀剣の拵工作は、はじめに設計を施して綿密に計画を練りながら作り上げていく大変繊細な作業です。
工作の途中で追加のご要望や作り直しの指示があれば、当然はじめの設計からやり直さなければなりません。
そうなると材料費も工賃も余計に発生してしまいますし、完成はドンドン遅れます。
ご依頼当初のタイムスケジュールは、当方の作業時間を考えてのことですので、当然ながら指示の修正や訂正は視野に入っていません。
急ぎの仕事や急な出張など優先しなければならない仕事が発生すれば、予定はドンドン遅れてしまいます。
急ぎの仕事や急な出張など優先しなければならない仕事が発生すれば、予定はドンドン遅れてしまいます。
そして、この仕事を生業にしていて感じることは、現実的ではない工作を希望される方が圧倒的に多いということです。
もちろん、湯水のようにご予算を頂いていれば話は別ですが、やり繰りする中で何とかご要望をカタチにして差し上げたいと考えて納期がずれ込んでいる場合がほとんどなので、そのタイミングでの催促は若干の反則感を感じます。
もちろん、湯水のようにご予算を頂いていれば話は別ですが、やり繰りする中で何とかご要望をカタチにして差し上げたいと考えて納期がずれ込んでいる場合がほとんどなので、そのタイミングでの催促は若干の反則感を感じます。
とはいえ、今年の仕事を終えることが出来ましたので、残りの時間でブログ更新に励みます(笑)。
常連の皆様、今年新たにご縁を頂いた皆様、今だご縁がないもののいつの日か相見舞えるであろう皆様、本年はブログへ遊びに来てくださってありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。