何かに行き詰まったときに、なにを信じていけばいいのか。今の世の中の閉塞感を表現しているものだと感じた。
話の途中に、母親が宗教に入っている描写や、UFOを信じている人たちの描写、そうゆう頼りどころを人々は求めているのだろうと。
今は日本は無宗教、昔より宗教の力は弱く、何に頼ればいいか分からない世の中である。その中で、あさのいにおさんは何に頼ればいいのか、語りかけてくれていると感じた。
何がいいのだろう、人だろうか、愛するひと、信じる人、それもそうだろう。
けど、そうゆう人がいない人はどうしたら。
そんな時、(それでも明日はくる)という言葉、、それが全てである、それが全てではないかと。
明日、今日、明日。今日は毎日くる、その今日を生きていくしかないのだろうか。