公私混同侍(こうしこんどうざむらい)です。
投資に興味を持つ人が増えているようなので、仮想通貨について思ったことを書いていきます。
仮想通貨と聞けばビットコインを思い浮かべる人が多いのでしょうか?
2009年に誕生したビットコインの価値は1円にも満たないものでした。
それが今や(2024年6月頃)1千万に到達した知り、驚きと興奮で身が震えました(筆者は持ってないんですけど)。
ただそれと同時に一抹の不安を抱いたのも事実です。
理由はいくつかあるのですが、今回はかいつまんでお話します。
まず『仮想通貨の価値を予測できる専門家やプログラムがまだ存在しない』ことです。
それは「株式投資でも同じだろ」と指摘されてしまうかもしれません。
仮想通貨、特にビットコインは右肩上がりに上昇を続けています。当然意味もなく上がり続けているわけではありません。しかし、株は永遠には上がりません。逆も然りです。
何が言いたいのかというと、経験者ならおわかりだと思いますが、株価は企業の将来性や業績を鑑みて変化していきます。
決算の資料や企業の挑戦的な取り組みを材料として、投資家たちは売買を繰り返すのです。
ところが仮想通貨は判断基準となるべき材料が、素人目に見ても頭を抱えてしまうぐらい困難にしている印象があります。
例えば、
・投資界隈で著名な人物が仮想通貨に言及した。
国内外のお金持ちがとある業界(小売業や不動産など)、テーマ(AIやエネルギー関連など)に触れて株価や為替にも大きく影響を及ぼすことがよくありますね。これはまだわかりやすい方です。
・戦争が起きて紙幣価値が著しく変動し、余剰資金が仮想通貨へ向かい流出と流入を繰り返した。
戦争と縁のない暮らしをしていればピンとこないのも無理はありません。どうして戦争によって為替変動が起きるのか、為替ってそもそも何なの?といった疑問を自ら解決するにはネットニュースや経済誌などに目を通さなければ難しいところではあります。それに自分のことで手一杯では理解する機会すらないでしょう。
・ハッキングされて仮想通貨を盗まれた………。
ハッカーって漫画の世界の話でしょ?ハッカーを名乗る人に会ったことないので、専門家に聞いてみて下さい。仮想通貨と株取引は運営元の管理方法に相違があります。仮想通貨は特に脆弱なセキュリティが度々槍玉に挙げられており、多額の通貨がハッキングされ流出盗難にあっています。
国際経済に精通している人ならまだしも、一般のサラリーマンがETF(上場投資信託)だのFXだのとあらゆる投資分野に関心を持っているとは限らないのです。
もし今から仮想通貨に興味を持った人はネットニュースでもYouTubeでもX(ツィッター)でも構いませんので、できるだけ多くの情報を集めてみて下さい。
すみません、まだ続きます。