中学で習った国分寺、国分尼寺を覚える方もいらっしゃると思います。

741年護国鎮護の為、聖武天皇が国ごとに建てる事を定めたお寺です。

高崎市の西国分町や東国分町の名前が以前から気になっていたのですが、やはり有りました。国分寺です。現在の住所は高崎市引間町になります。

どう見ても田んぼの真ん中です。昔栄えた所かと思いましたがさにあらず。

人家や雑踏から離れている事、交通の要地、役所に近いことが建設地の要件として挙げられています。当時の役所は国府です。

周囲には国府小学校や国府郵便局など国府の名を用いた施設が多いのはその為なのでしょうか。復元された塀です。

資料館です。

なかなか立派な建物です。

当時の復元模型です。

七重の塔の礎石です。

こちらは金堂の礎石です。

立派な駐車場があり、敷地面積も広く、公園として整備すればいいと思うのですが、資金不足なのでしょうか。草を刈るのがやっとの様です。

でも、ちょっと立ち寄って古代に思いをはせるのもいいと思います。

国分寺 (閑話)