高崎市の八幡町に観音塚古墳という古墳があります。近隣の小学校出身の方でしたら必ず一度は足を運んでいるかと思います。古墳そのものはそれほど大きくはないのですが、盗掘の被害に遭わず、副葬品がそのままので残されていた貴重な古墳です。

周辺にも同規模の古墳が二基有り、古くから人々が住んでいたことが窺がえます。

群馬県は全国でも古墳の数が多く、隆盛を誇った毛の国を偲ばせます。

古墳の近くには資料館があり、副葬品が展示されています。駐車場もあり、古墳へはこちらに車を止めていくと便利です。

国の指定遺跡です。

横穴式石室の入り口です。

入り口を示す看板もありませんが、すぐわかります。

石室は巨大な石が使われており、飛鳥の石舞台古墳とよく比較されます。

中はひんやりとして、巨大な石組みが崩れたらと思うとちょっと怖いです。

観音塚古墳 (閑話)