Agri-Station FESのキックオフセミナーで農業界のパラダイムシフトを感じた | NPO法人農家のこせがれネットワーク

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農業をおもしろくする世代。

みやじです、こんにちは~
Agri-Station Festival2013(アグリステーションフェスティバル)
無事終了いたしました!


皆様には、様々なかたちでご支援頂き、本当に感謝感謝です!!
実行委員を代表してお礼申し上げますm(__)m

少しこのブログで振り返ってみようかなと思います。

まず、4Hクラブの全国大会内で開催された
ASFのキックオフセミナー
は、実行委員4名によるトークセッション。

大げさではなく、これからの農業を占う意味でも
実行委員の話は要チェックです。

いくつか、気になる言葉を抜粋してみます。


「地域活性は4Hクラブのミッションである。」

「耕作放棄を活用した農業の教育産業化」

「6次産業化は一人では前に進まない。
よりネットワークが重要になる。」


「情熱のレベルが同じ者同士でないと手を組めない。」

「団体に対して「何かメリットあるの?」ではなく、
団体に何が提供できるのかをまず考える」


つまりは個々のレベルを上げていかないと
農業界も元気にならない
。」


こんなことを実行委員4名によるトークセッションでスタートしました。
このセッションで、僕は農業界にも他産業で起こっている
パラダイムシフトは避けられ
ないことを改めて感じた。
すなわち以下の3点。


1.これからの農業は、ネットワーク型にシフトする。

2.そして、生産した物を加工して販売するという
いわゆる6次産業化ではなく
農業という産業における
ビジネスモデルをまるっと考え直す必要が
ある。


3.「自分のことだけ考えていればいい」から、
地域をどう経営するか」までを視野に入れる必要が出てくる。



ネットワーク型では、農業者は生産を強みとしつつも、
プラスαの能力が求められる。
そして、能力だけではなく、
人間力が求められる。

それは、人間性もそうだが、
農業にかける情熱や志といったものが
求められるということ。


生産だけで食べていくことが困難になった農業界。
しかし、
生産して販売するだけが農業ではないことに気づけば
可能性は無限
大だ。

マイファームは農業を教育産業ととらえて
ビジネスモデルを構築し
ている。

農業は土地を所有して(もしくは借りて)行う。
地域によって山あいの高齢化が進んでいるところもあれば、
拡大志向の若い農業経営者が国盗り合戦ならぬ
土地の争奪戦にしの
ぎを削る農業地域もある。

生産だけで食べることは困難なので、
地域の特性などを活かして農業収入以外の収入や
生きがいなどを地
域に創出する必要がある(ところも多い)


ここら辺は僕なりの分析ですがおそらく実行委員はみんな
同じよう
なことを思っているはずです。
非常に面白いトークセッションでした。


このあと、スター農家発掘オーディション「STAR's」の会場に
移動します。

今回はこの辺で、これから少しAgri-Station FES編を
毎週小出しにしていこうかなと思います