★当ブログはブログ人気ランキングに参加しています。ポチッとしてくれたら嬉しいな。(^_?)?☆ KOSE
音楽(洋楽)ランキングへ 音楽(ジャズ) ブログランキングへ

 

アレンジャーとは、編曲者の事である。では、編曲とは、何か?

楽曲を、音で料理する料理人と言うところだろう。

楽曲が、肉や魚、野菜、穀類などの生の材料だとすると、編曲作品は、日本料理か、中華料理か、フランス料理と言ったところか?

オーケストラが書けるような編曲者は高度な音楽の知識と素養、そして高速に音を書く訓練を積んでいる。その前に、音楽を聴き取る耳と、頭脳、想像力などの音楽的、脳の身体能力が高い必要があるだろう。素質のない人は無理である。

不思議なことなのだが、作曲の天才と、編曲の天才は、また分野が違うものなのだ。

ラプソディインブルーなどの作曲で有名な、ジョージガーシュインは、30代にして亡くなっているが、300曲近いスタンダードナンバーを我々に残してくれている。最後はオーケストレーションも、ものにしている。

天才作曲家、ソングライターと言えば、コールポーターや、デュークエリントン、ジ-ザスクライストトリックスター、キャッツの作曲家ロイドウエッバーなどが思い浮かぶ。

スティービーワンダー、プリンス、矢沢永吉、ジョンレノンなどを考えると、ポピュラーの天才的ソングライターの名前がたくさん浮かぶ。

天才の証拠は、多作であること。とにかく作品量が多い。外山安樹子(p)もピアニストであり、その魂は作曲家。頼まれもしないのに、どんどん曲を作り続けているのがその証拠だ。

海外のアレンジャー、プロデューサーというと、クインシージョーンズ。日本のアレンジャーで有名なのは、前田憲男さん。宮川ひろし、久石譲。

僕はただ、サックスでアドリブが上手くなりたくて、ジャズのアドリブの理論をちゃんと知りたくて、松本英彦(ts)の門をたたいた。

先生の合理的でシステマティックなフレーズ作りは、現在の僕の基礎になった。

その後、三木敏悟さんから音楽理論のレッスンを2年にわたって受けた。彼がバークリー音大やや、武満徹も尊敬していたジョージラッセルに直接習ったことを直接教わった。

 僕は、最初から作曲やアレンジを目指していたわけではなかったが、勉強するうちに、欲が出てきた。

サックス、フルート1本で、かっこいいフレーズを追求するのも良い。ソロプレーヤーもそれも良し。

だけどアンサンブルも、そのオーケストレーションをしてみても面白いんじゃないかと気がついた。

アレンジの練習台として、サックス4重奏のフォーマットで、アレンジを書き始めて10年、ついにCDを出した。

人間関係で疲れた。ジャズのソロが上手い奏者を集めると、みなリーダータイプなので、まとめるのは大変なのだ。

譜面を整理すると、スコアだけで10センチ以上、パート譜は、20センチ以上になる。今でもどんどん増え続けているのだ。

このほか生徒さん用に書いた教材譜面も譜面も膨大なので、やはり奏者でもありアレンジャーでもあるのが、僕の生き方なのである。

生徒さんの分は、音も録音して、7冊のサックス曲本、1冊のフルート曲集になった。今でも増え続ける。どんなレベルでも、その段階にあった練習曲が書けるようになった。

ビッグバンドは、大所帯なので大変だが、サックス4人とリズムセクションなら、比べるとそれほどでもない。

サックス・マシーンズを数年前に再開して、ライブでアレンジャー、リーダー、そして現役の奏者の3役をを兼ねるのは本当に大変だけど、大阪チームの二人の、人気奏者、歌手(山添ゆか、山口マリ)は素晴らしい集客力を持っているので、力を合わせれると、凄いライブになるというわけなのだ。

10年休んで、サックスのメンバーを女性だけにした。ハーレム状態と人は言うけど(笑)、有能な秘書をたくさん雇っている社長に近い(笑)。

そして必ず女性歌手も入れるようにした。人間は、いくら良い演奏でも、時々人の声が聞きたいものなのだ。

そうするとうまくいって続くようになった。4/20は大阪チーム、5/25は東京チーム、やはりサックスは全て女性パワーで行くことにした。

今日は、新しいフライヤーの準備として、過去のチラシを分類整理していたら、サックス・マシーンズ創生期のチラシが出てきた。

1993年頃、わおう、僕も西直樹(p)も若いのに驚く。しかも痩せていた(笑)。

4/20は大阪チーム+山添ゆか(vo) 心斎橋ラグタイム

5/25はサックス・マシーンズ東京チーム 東京タック+瀬戸カオリ(vo)秋葉原東京タック

詳しくは・・http://kose-sax-flute.jp/liveinfor.htm