いささかまじめな話になりますがご容赦を。
1、民主主義と国民投票制度
憲法改正の問題につき私見を披露します。与野党間で憲法改正の議論が先鋭化していますが、議論を進めるうえで国民が最終的な決定権を持つのが真の民主主義であることが忘れられています。野党が国民投票に反対するのは、国の進路を決めるのは政党であって、国民ではないということを意味します。なんという傲慢な意見か。勿論、国民が決定を行いやすくするため国会で十分な議論を行うことは極めて重要であることは勿論ですが、憲法の規定に従い、憲法改正案が早急に国民の判断にゆだねられることを期待します。現政権が国民の支持を得られない場合、政治的な責任を取るべきは当然と思います。憲法改正を契機に政府を転覆させるという勇気がない野党こそ責められるべきではないでしょうか。(続く)。