皆さん、こんにちは。

廣西の代表を務めております、長坂です。

 

今月もご来店、お問い合わせいをただきまして誠にありがとうございます。

今回は「これからお墓を作る方へのアドバイス」をさせて頂きます。

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近年、為替の影響もあり、石の仕入れをしている石材店はとても苦しい状況にあります。

長年中国から石を仕入れている当社も勿論同じです。

 

「仕入れの高騰によりお客様の予算もあげて頂かないと・・・」

 なんて考えている石屋さんが正直なところ多いと思います。

 

施主様のご予算が決まっている場合、石の使用量(才数)を減らすケースが近年では見られており、石塔を和型から洋型にすることで使用量を減らし、外柵のデザインを調整するケースもございます。

 

創意工夫をしての建て込みであるためこちらは問題はございません。

 

ですが、私が特に許せないのは・・・

コンクリートを外柵の一部に使用。

石の使用量を極力まで減らすために基礎とは別にコンクリートを使用。

 

コンクリートは紫外線や雨風の影響でひび割れや剝離などを起こす危険性がございます。

一見すると永久にもつかのように見えるコンクリートも、内部では長期間のうちに様々な要因によって劣化が進行しています。

笹子トンネル事故後、老朽化問題に対する認識度は高まっているものの、依然として半数以上の方が、この問題を「知らなかった」「聞いたことはあるがよく知らない」と回答しているそうです。

 

間違いなくお墓を建てることはお祝い事です。

ご先祖様が安心し魂が安らげる大切な場所を作ったことになります。

そして、これからも、あちらで家族として一緒になる所でもあります。

大切なものを作ったことはお祝い事となります。

 

建墓の際、永代まで使用することを目的では無い事はとても残念に思います。

もしご予算と合わない際、このような提案がありましたら、よく考えてご決断していただきたいです。

 

近年は打ち合わせの際、解体の料金の事なども相談される事が増えました。

当社では手間のかからない施工を心掛け行っている旨を私はお伝えてさせていただいております。

(その時の石の撤去受け入れ先の提示金額によります)

 

先ほどお伝えした基礎とは別のコンクリートの塊は、解体の際、余分な日数とコンクリートの撤去費用が掛かってしまいます。

大切なお墓を建てるのですから、後を引継ぐ方に負担の少ないお墓づくりを心がけていただければ幸いです。

 

 

そして、廣西では石材の輸入販売の他に自社加工も行っております

オフカット切削機研磨機穴明け機IMG_5943

解体した石をただ捨てるのではなく、石材のリユースにも力を入れていきます

これからの環境のため、外柵などに使用された石材を磨き直し、再販をしていきたいと考えています。

その際には在庫品としてお客様に販売をさせていただきます。

今後の為替の状況及び、人件費の高騰なども考えられますが、価格帯を抑えた販売を心がけていきたいと考えております

 

いままでも、これからも、この先の未来も。

地域に愛される石材店でいられる様、日々精進して参ります。

今後とも有限会社廣西をどうぞよろしくお願いいたします

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廣西

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引用元:こんな石屋は要注意!