夫が家を決めて、出て行くまでの間
ネット通販で色んな物が届いた。
 
ウォシュレット、炊飯器、テーブルetc
一人暮らしに必要なもの。
 
それを見る度に
本当に出ていくのだと実感した。
胸がザワザワした。
 
寂しさとか
ここまで頑張ったのにダメだった悔しさとか
 
やっとここまで進めた安堵とか
これからの不安とか
娘の心配とか…
 
色んな気持ちが交差する。
 
でも、きっとこれは成るべくして成っている事。
 
今、この世の中の変わり目
時代の変わり目の時に
私の人生の変化も起きるのはきっと必然のこと
 
20年かけてここまで来た。
やれることは全てやった。
これから新しい私の人生の始まり。キラキラ
 
そう思うとワクワクしてきた。爆笑
 
夫が家を出る日が来た。
その日は日曜日で私も家にいた。
娘に引っ越しを手伝わせて
朝早くからバタバタと荷物を運んでいた。
 
私は何も手出しせず
普通通りに過ごしていた。
 
夫は自分の荷物を全部運び終えると
居間でTVを見ていた私に
 
「じゃあバイバイ」(じゃあねバイバイの略)
と、ちょっとそこまで行くような
とっても軽い挨拶をして
そのまま家を出て行った。トラック
 
夫のいなくなった
引っ越しの残骸が残った部屋は
ガランとしていて
それを見て少し胸がチクっとした。ショボーン
 
大丈夫。これは私が進んでいる証だと
言い聞かせた。
 
どんなに酷い言葉や暴力があっても
一緒に暮らしていた人が去るのは
寂しい気持ちになった。
 
寂しい気持ちも
これから進む為の決意も
不安も
ワクワク感も
 
全部が私の正直な気持ち。
その全部を否定せず、抑え込まず
ありのままの自分の気持ちを
一つ一つ確認しがら
未来へと進んで行こうと思った。ニコニコ