加害者プログラムに結局通わない彼。
 
 
❇︎加害者プログラム↓↓↓
 
 
カレー事件も地震でうやむやになり
何もなかったかのように
家の中も日常に戻ってしまっていた。
 
 
❇︎カレー事件↓↓↓
 
 
娘は、中学生になってから
携帯を見ている時間が増えていた。
 
友達とのLINE
ゲーム、TikTok、携帯漫画
 
やる事はたくさんある。
 
「もうそろそろ勉強したら」
「携帯いつまでやってるの。やめなさい」
 
こんな会話は日常茶飯事。
年頃の子供を持つ家庭では
あるあるの光景だと思う。
 
中学生の娘は
「わかってる。今やる」
とか
「ちょっと待って、後少し」
とか
「うるさいなー」
とか
 
返しの言葉はその時でそれぞれ。
 
ある日の事
娘が夕食後ソファーで携帯を見ていた。
 
彼は娘が携帯を見ている姿が大嫌い。
私は反対したのに携帯を娘に買い与えたのは彼。
 
彼「おまえ携帯やめろ。すぐやめないと折るぞむかっ
前触れなく突然娘を怒る。
 
確かに娘は最近携帯ばかり。
でも言い方が良くないと思いつつ
私は少し様子を見ていた。
 
娘「ちょっと待って。今見たばかりじゃん」
 
彼「んああ?やめろって言ったらすぐやめろ。むかっグダグダ言うじゃねー。ムキー
 
娘「はぁ。うるさいな」
 
彼「んああああ?ムキームキー
バチンっっ
と娘の顔を横から平手打ちした。
 
様子を見ていた私はすぐに止めた。
確かに娘の態度は生意気なところはあったけど
そんなに反抗したわけでもない。
 
私「口で言えばわかるよ。叩く事じゃないよね」
 
彼「んああああ?ムキームキーおまえには関係ない。俺の勝手だから俺の好きやるムキームキー。」
と私に口を挟まれた事に更にブチ切れて
 
俺は好きにやるんだ。というアピールの為に
叩かれて泣きそうな娘を
もう一度
バチンっと横からの平手打ちをした。
 
それを見た私がキレた。ドンッ
 
私「何してるの?今何で叩く必要あったの?」
    「この子反抗もなにもしてないよね?なんの為に叩いたの?」
 
彼「んああああ?俺は俺の好きにやるんだムキー
 
私「もう無理!娘にまで手を出し始めたね。もうマジ無理。出て行って。離婚!」
 
私は自分ではなく、娘にまで手を出した彼に怒りマックスになった。
 
確かに親がしつけで感情的になり
手をあげてしまうこともあるかもしれない。
私も昔叩かれたことはある。
 
彼が娘に手をあげた
1回目のはまだ我慢できても
2回目のバチンは100%彼の自己満足の為
しつけとは全く関係ない
 
こうしてカレー事件からわずか半年ほどで
また我が家は家庭内別居となった。
 
つづく