「なんでそんな人と結婚したの？」
よく言われる言葉。
DV夫と結婚したのは何故かを自分なりに振り返ってみた。
今から１３年前に今のDV夫と結婚。
その前に交際期間６年ほど。
彼との交際が始まったのは私が２３歳くらいの時。
当時私は家にいるのがつらかった。
病気の母に代わり家で家事をしていた。
高校卒業後18歳でアパレル関係の仕事につき、洋服やおしゃれが好きな私にはとても楽しい仕事だった。
人間関係にも恵まれ、笑いのたえない職場で毎日が楽しかった。
就職して2年半くらいしたとき、家からのSOSが来た
「お母さんの代わりに家で家事をしてくれないか」
という父からの頼み。
母は病気だった。
私が高校1年生の時、母が初めて倒れた。
脳腫瘍だった。
宗教をしていた母は神様に病気を治してもらうから。と手術もせず病院にも行かず自宅でお祈りの日々。
でもだんだん家事もできなくなり、家政婦を雇ったが、家に他人がいることに気を使いすぎてストレスを感じる母。
当時妹は中学生。兄は家を出て遠くの大学に行っていた。父は働き盛りで朝早くに家を出て帰宅は夜遅く。
頼めるのは私だけ。
家政婦にお金を払うなら娘に払った方がいい。
給料を払うから家政婦の仕事をしてほしい。との父からの提案だった。
大好きな仕事だったけど
母のため、家族のためと思い仕事を辞めて家で家事をすることを決意した。
その時私は20歳。
つづく
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