検査結果
余命宣告もされていたけど、それでも
もしかしたら、癌じゃないかもしれない。
期待する気持ちと、そんなわけないか、と思う気持ちと、複雑な気持ちで待合室で主人と呼ばれるのを待っていた。
この日は、長男の公立高校合格発表の日。
不合格なら10時から11時の間に電話が来る。
診察室に呼ばれたのが10時半。
緊張で、手が震えていた。
主人は、合格発表の方を気にしている。
検査結果は
扁平上皮癌 ステージ3c
やっぱり、、、
ここからは、とにかく痛みのコントロールをすること。
出来れば、放射線と、抗がん剤をやりたい。
大学病院で放射線ができないか、検査結果を送って、検討中とのこと。
とにかく急ぎたい。と。
そして、11時が周り、長男はおそらく合格。
主人はすぐに高校のホームページをひらいて、息子の受験番号を探す。
あった、あった。
1188
大した高校じゃないけど、
嬉しかったね。
1188
主人は『いいパパ』だね。
私は.違う違う
『いいはは』だしー。
2人で泣きながら笑っていたね。
がんが確定して、
怖くてたまらない気持ちを、
長男の合格が紛らわしてくれた。
人生最悪の宣告と、最高の発表。
同時に受けるなんて、
何て日なんだろう。
でも、
主人は、改めて
俺は病気に絶対負けない。
中2の次男が高校を卒業するまでは、
何が何でも頑張って治療するね。
と、言ってくれたね。
この頃は耐え難い痛みがあって、
右腕は上がらなくなり、箸も握れないほどになっていたね。